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ミュージカル『ムーラン・ルージュ』日本公演あらすじ・登場人物・曲紹介

ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が2023年6月~8月に帝国劇場(東京)で日本初演を迎える予定です。

????『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はこんな作品????

  • 原作は2001年の映画『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演)
  • 実在するパリのキャバレー、ムーラン・ルージュで繰り広げられる愛の物語
  • トニー賞14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞含む10賞を獲得(2021年最多受賞)
  • 豪華絢爛、圧巻のダンスシーン、ビートルズやマドンナ、レディ・ガガなど誰もが知る有名曲をリミックスして制作されている

2023年夏? 帝国劇場にて上演決定??『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』???????
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る??#MoulinRougeTheMusicalJapan

Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M

— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021

きねちゃん
きねちゃん

ムーラン・ルージュと切っても切れない関係にあるのが、画家のロートレックです。ロートレックはムーラン・ルージュを描いた絵画やポスターで有名。本作品でも登場しています。

基本情報

原作/演出

原作 2001年映画『ムーランルージュ』(Moulin Rouge!)
演出 アレックス・ティンバース(Alex Timbers)

上演時間(ブロードウェイ公演参考)

2時間45分(休憩含む)

2023年公演期間・会場

2023年6月~8月 帝国劇場(東京)

作品評価

トニー賞14部門にノミネート、10部門で受賞<ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(アーロン・トヴェイト)、ミュージカル助演男優賞(ダニー・バースタイン)、ミュージカル演出賞(アレックス・ティンバース)、振付賞など>で、2年ぶり開催となったトニー賞で最多となる獲得。他に、グラミー賞最優秀ミュージカルシアター賞ノミネートなど

作品特徴

ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が2023年6月~8月に帝国劇場(東京)で日本初演を迎える予定です。

????『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はこんな作品????

  • 原作は2001年の映画『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演)
  • 実在するパリのキャバレー、ムーラン・ルージュで繰り広げられる愛の物語
  • トニー賞14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞含む10賞を獲得(2021年最多受賞)
  • 豪華絢爛、圧巻のダンスシーン、ビートルズやマドンナ、レディ・ガガなど誰もが知る有名曲をリミックスして制作されている

2023年夏? 帝国劇場にて上演決定??『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』???????
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る??#MoulinRougeTheMusicalJapan

Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M

— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021

きねちゃん
きねちゃん

ムーラン・ルージュと切っても切れない関係にあるのが、画家のロートレックです。ロートレックはムーラン・ルージュを描いた絵画やポスターで有名。本作品でも登場しています。

基本情報

原作/演出

原作 2001年映画『ムーランルージュ』(Moulin Rouge!)
演出 アレックス・ティンバース(Alex Timbers)

上演時間(ブロードウェイ公演参考)

2時間45分(休憩含む)

2023年公演期間・会場

2023年6月~8月 帝国劇場(東京)

作品評価

トニー賞14部門にノミネート、10部門で受賞<ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(アーロン・トヴェイト)、ミュージカル助演男優賞(ダニー・バースタイン)、ミュージカル演出賞(アレックス・ティンバース)、振付賞など>で、2年ぶり開催となったトニー賞で最多となる獲得。他に、グラミー賞最優秀ミュージカルシアター賞ノミネートなど


娯楽
(5.0)

悲劇
(3.0)

ミステリー
(1.0)

ラブ
(5.0)

ノンフィクション
(2.0)

子供向け
(1.0)

ダンス
(5.0)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』あらすじ

19世紀末パリ。

煌びやかで贅沢。しかし少し退廃的な時代。

自由奔放な生き方をするボヘミアンに憧れるクリスチャンは、アメリカからパリのモンマルトルにやってきて、この地で作曲家を目指す。

ひょんな事から、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックとアルゼンチン人のタンゴダンサー、サンティアゴに出会う。

彼らはキャバレー、ムーラン・ルージュの舞台で使う音楽を必要としていた。クリスチャンの創り出す旋律を気に入った彼らは、クリスチャンに曲を依頼する。

ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、美しい花形スター、サティーンに出会う。

ムーラン・ルージュの他の踊り子から慕われ頼られているサティーンは、経営難のムーラン・ルージュを救うため資産家のデューク(モンロス公爵)に近づこうとしていた。

ムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーは、サティーンとデュークを引き合わせる。これも財政が逼迫したムーラン・ルージュのためだ。

しかし手違いでサティーンとデュークの密会場所にクリスチャンがやってくる。クリスチャンをデュークと間違えたサティーンは彼を誘惑しようとするが、クリスチャンの歌を聞いた瞬間、彼に恋をする。

クリスチャンが誰なのか知った後も彼への気持ちは変わらず、サティーンとクリスチャンは周りに秘密にしながら愛を育てる。

しかし2人の関係はデュークの耳に入り、サティーンの身体には病魔が忍び寄る・・・

登場人物

サティーン

キャバレー「ムーラン・ルージュ」の花形スター。

親に売春宿に売られたサティーンはシドラーに出会い、やがてムーラン・ルージュのスターになった。ベテランの今では自分の若さが失われつつあるのを自覚しているが、経営難に陥ったムーラン・ルージュを存続し仲間たちを救うため、金持ちのパトロンを捕まえようとする。しかしクリスチャンと出会い彼への愛を深め、仲間への想いとクリスチャンへの想いで揺れる。


映画ではサティーン役をニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が演じました。ブロードウェイ版サティーン役のオリジナルキャストは、2009年『ウエストサイドストーリー』アニタ役でトニー賞を受賞したカレン・オリヴォ(Karen Olivo)。

映画版サティーンは薄幸の美女といった雰囲気がありましたが、ミュージカル版では、仲間とクリスチャンを守るため優しくも毅然とした強い女性に描かれています。

クリスチャン

ボヘミアンに憧れアメリカからパリのモンマルトルにやってきた青年。作曲家を目指している。

ムーラン・ルージュでサティーンに恋し、お互い心から愛し合うようになるが、財力のあるデューク(モンロス公爵)の出現により、サティーンとの間に溝が生まれる。


映画ではクリスチャン役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が演じました。ブロードウェイ版クリスチャン役のオリジナルキャストは、映画『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。

クリスチャンは「愛がなければ生きていけない」と信じる一途でピュアな若者です。

金と権力のある男たちが美女を手に入れるキャバレー「ムーラン・ルージュ」、事情があり金持ちのパトロンを捕まえようとするサティーン、そしてサティーンを囲おうとする公爵のように「愛ではないもの」で結びつこうとする大人の社会とクリスチャンは対極にある存在です。

ハロルド・ジドラー

「ムーラン・ルージュ」のオーナー。財政難に陥ったムーラン・ルージュの立て直しのため、金持ちの公爵にサティーンをあてがおうとする。ただし私欲のためではなくサティーン同様ムーラン・ルージュを守るため。苦楽を伴にしてきた2人は同志のようなもの。舞台では観客を煽りステージを盛り上げます。


映画ではジム・ブロードベント(Jim Broadbent)が演じました。ブロードウェイ版ジドラーのオリジナル・キャストは、トニー賞に7回ノミネートされているダニー・バースタイン(Danny Burstein)。本作でダニー・バースタインはミュージカル助演男優賞受賞。

デューク(モンロス公爵)

※デュークとは公爵を指します。公爵は爵位の中で最も上位。

ムーラン・ルージュのスターサティーンを気に入り、その財力でサティーンだけでなく、ハロルドもコントロールしようとする。サティーンとクリスチャンの仲に気付き、クリスチャンを殺すと脅す。

トゥールーズ・ロートレック

画家でサティーンを昔から見守り愛し続けている。しかし自分ではダメだと告白しなかった。クリスチャンを励まし彼女を守るよう促す。


ロートレックは実在した画家。キャバレー「ムーラン・ルージュ」に通い続け、彼の描いたポスターが有名です。

映画もミュージカルも、ロートレックが見守り続けたムーラン・ルージュを、架空の人物サティーンになぞらえているように思えます。

サンティアゴ

アルゼンチン人でパリ随一のタンゴダンサー。

ニニ

サンティアゴの恋人。サンティアゴとニニのラテンダンスは見所のひとつ。

ムーランルージュといえばロートレック

フランス語で「赤い風車」を意味するムーランルージュは、1890年代初頭パリのモンマルトルに誕生し、あらゆる階級の人々が毎夜訪れました。

踊りや歌、寸劇などが行われ、特に人気が高いのがフレンチ・カンカンです。

多くの人を魅力したムーランルージュですが、その人気をより高めたのが画家のロートレックでした。

ロートレックは19世紀末のフランスを代表する実在した画家です。

彼はキャバレー「ムーランルージュ」に通い続け、彼の描いたムーランルージュのポスターや絵画が有名。ポスターを芸術の生きまで高めた功績を評価されています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』1891年 ポスター pic.twitter.com/Yub2F5Fl5m

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) October 12, 2021

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーランルージュのクラウン』1895年 オスカー・ラインハルト・コレクション pic.twitter.com/uXRfTObEbg

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) August 21, 2021

伯爵家に生まれたロートレックは10代前半で脚の発育が止まり、成人時の身長は152cmほど。

その外見ゆえ差別を受けたせいか心に傷を負い、ムーランルージュのような酒場の娼婦や踊り子といった夜の世界の女性たちに共感したと言われています。

ムーランルージュはロートレックの居場所であり、そこで働く女性たちを愛情のこもった視線で描き続けました。

やがてアブサンのような強いお酒におぼれ、放埓な生活などにより36歳の若さでこの世を去ります。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、なぜロートレックは愛し続けたサティーンに愛の告白をしなかったのか。「自分ではダメだが君なら彼女を守れる」とクリスチャンを励ますのか。

実在したロートレックの生き方から、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のロートレックの人物像も浮かび上がるような気がします。

ロートレックをもっと知りたい人におすすめ

ロートレックの伝記映画「赤い風車」

赤い風車(字幕版)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ナンバー

曲の特徴

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存の有名曲を使ったジュークボックス・ミュージカルです。

ジュークボックス・ミュージカルといえば、『マンマ・ミーア!』(ABBAの楽曲使用)、『ジャージー・ボーイズ』((The Four Seasonsの楽曲使用)のように、特定のアーティストの曲を扱った作品が多いのですが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は様々なアーティストの異なるポップソングが散りばめられ、使用楽曲は70以上に昇ります。

映画でも使用されたビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの有名曲の他、ミュージカルではレディー・ガガやビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、アデルなどの40曲あまりが追加されています。

ナンバー一覧

タイトル
(歌/役名)
カバー/サンプリング
Welcome to the Moulin Rouge!
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、ロートレック、サンティアゴ)
Lady Marmalade
Because We Can
Minnie the Moocher
Galop Infernal
Hold Up
Magic Flute Overture
Amores Como el Nuestro
Mr. Big Stuff
So Fresh, So Clean
Money (That’s What I Want)
Ride wit Me
Burning Down the House
Walk This Way
Where It’s At
Let’s Dance
My Lovin’(You’re Never Gonna Get It)
Twist and Shout
You Spin Me Round (Like a Record)
Truth Beauty Freedom Love
(ロートレック、サンティアゴ、クリスチャン)
Royals
Children of the Revolution
We Are Young
The Sparkling Diamond
(サティーン)
Diamonds Are Forever
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Single Ladies (Put a Ring on It)
Brick House
My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
Jungle Boogie
Diamonds
Shut Up and Raise Your Glass
(クリスチャン、サティーン、ロートレック、サンティアゴ)
Shut Up and Dance
Raise Your Glass
I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
Firework
(サティーン)
Firework
Your Song
(クリスチャン、サティーン)
Your Song
So Exciting! (The Pitch Song)
(デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、サティーン、ハロルド・ジドラー、ロートレック、サンティアゴ)
Milord
La Vie en rose
Habanera
Galop Infernal
Sympathy for the Duke
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Sympathy for the Devil
You Can’t Always Get What You Want
Gimme Shelter
Nature Boy
(ロートレック、クリスチャン)
Nature Boy
Elephant Love Medley
(クリスチャン、サティーン)
All You Need Is Love
Just One Night
Pride (In the Name of Love)
Play the Game
Love Hurts
Take on Me
It Ain’t Me Babe
I Love You Always Forever
Love Is a Battlefield
Don’t Speak
Children of the Revolution
Everlasting Love
What’s Love Got to Do with It
Fidelity
Can’t Help Falling in Love
Torn
Such Great Heights
Up Where We Belong
Heroes
Your Song
I Will Always Love You
Backstage Romance
(サンティアゴ、ニニ)
Bad Romance
Tainted Love
Seven Nation Army
Toxic
Sweet Dreams
Come What May
(クリスチャン、サティーン)
Come What May
Only Girl in a Material World
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Only Girl (In the World)
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Chandelier
(ハロルド・ジドラー、サンティアゴ、ロートレック、クリスチャン、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)
Chandelier
El Tango de Roxanne
(クリスチャン)
Roxanne
Chandelier
Tanguera
Crazy Rolling
(クリスチャン、サティーン)
Crazy
Rolling in the Deep
Your Song (Reprise)
(サティーン、クリスチャン)
Come What May
Your Song
Heroes
Nature Boy
Finale (Come What May (Reprise))
クリスチャン
Come What May
Lady Marmalade
More More More! (Encore)
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、サンティアゴ、デューク(モンロス公爵)、ロートレック)
Lady Marmalade
Hey Ya!
Because We Can
Minnie the Moocher
Bad Romance
What’s Love Got to Do with It
Crazy
Galop Infernal

サントラ

Original Broadway Cast Recording(オリジナルブロードウェイキャスト)


Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)

Youtubeで現在無料公開中!

オリジナルブロードウェイキャスト版をYoutubeで無料視聴できます↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYWBIwd7bL6OYfV1dXA4hBQzjCMq12s7-

人気曲:Come What May(カム・ホワット・メイ)

オリジナルキャストのKaren Olivo(カレン・オリヴォ)とAaron Tveit(アーロン・トヴェイト)による「♪Come What May」。映画版ではゴールデングローブ賞受賞した曲です。

映画


ムーラン・ルージュ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]


ムーラン・ルージュ (字幕版)

チケット

未定

ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が2023年6月~8月に帝国劇場(東京)で日本初演を迎える予定です。

????『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はこんな作品????

  • 原作は2001年の映画『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演)
  • 実在するパリのキャバレー、ムーラン・ルージュで繰り広げられる愛の物語
  • トニー賞14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞含む10賞を獲得(2021年最多受賞)
  • 豪華絢爛、圧巻のダンスシーン、ビートルズやマドンナ、レディ・ガガなど誰もが知る有名曲をリミックスして制作されている

2023年夏? 帝国劇場にて上演決定??『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』???????
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る??#MoulinRougeTheMusicalJapan

Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M

— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021

きねちゃん
きねちゃん

ムーラン・ルージュと切っても切れない関係にあるのが、画家のロートレックです。ロートレックはムーラン・ルージュを描いた絵画やポスターで有名。本作品でも登場しています。

基本情報

原作/演出

原作 2001年映画『ムーランルージュ』(Moulin Rouge!)
演出 アレックス・ティンバース(Alex Timbers)

上演時間(ブロードウェイ公演参考)

2時間45分(休憩含む)

2023年公演期間・会場

2023年6月~8月 帝国劇場(東京)

作品評価

トニー賞14部門にノミネート、10部門で受賞<ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(アーロン・トヴェイト)、ミュージカル助演男優賞(ダニー・バースタイン)、ミュージカル演出賞(アレックス・ティンバース)、振付賞など>で、2年ぶり開催となったトニー賞で最多となる獲得。他に、グラミー賞最優秀ミュージカルシアター賞ノミネートなど

作品特徴

娯楽
(5.0)

悲劇
(3.0)

ミステリー
(1.0)

ラブ
(5.0)

ノンフィクション
(2.0)

子供向け
(1.0)

ダンス
(5.0)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』あらすじ

19世紀末パリ。

煌びやかで贅沢。しかし少し退廃的な時代。

自由奔放な生き方をするボヘミアンに憧れるクリスチャンは、アメリカからパリのモンマルトルにやってきて、この地で作曲家を目指す。

ひょんな事から、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックとアルゼンチン人のタンゴダンサー、サンティアゴに出会う。

彼らはキャバレー、ムーラン・ルージュの舞台で使う音楽を必要としていた。クリスチャンの創り出す旋律を気に入った彼らは、クリスチャンに曲を依頼する。

ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、美しい花形スター、サティーンに出会う。

ムーラン・ルージュの他の踊り子から慕われ頼られているサティーンは、経営難のムーラン・ルージュを救うため資産家のデューク(モンロス公爵)に近づこうとしていた。

ムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーは、サティーンとデュークを引き合わせる。これも財政が逼迫したムーラン・ルージュのためだ。

しかし手違いでサティーンとデュークの密会場所にクリスチャンがやってくる。クリスチャンをデュークと間違えたサティーンは彼を誘惑しようとするが、クリスチャンの歌を聞いた瞬間、彼に恋をする。

クリスチャンが誰なのか知った後も彼への気持ちは変わらず、サティーンとクリスチャンは周りに秘密にしながら愛を育てる。

しかし2人の関係はデュークの耳に入り、サティーンの身体には病魔が忍び寄る・・・

登場人物

サティーン

キャバレー「ムーラン・ルージュ」の花形スター。

親に売春宿に売られたサティーンはシドラーに出会い、やがてムーラン・ルージュのスターになった。ベテランの今では自分の若さが失われつつあるのを自覚しているが、経営難に陥ったムーラン・ルージュを存続し仲間たちを救うため、金持ちのパトロンを捕まえようとする。しかしクリスチャンと出会い彼への愛を深め、仲間への想いとクリスチャンへの想いで揺れる。


映画ではサティーン役をニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が演じました。ブロードウェイ版サティーン役のオリジナルキャストは、2009年『ウエストサイドストーリー』アニタ役でトニー賞を受賞したカレン・オリヴォ(Karen Olivo)。

映画版サティーンは薄幸の美女といった雰囲気がありましたが、ミュージカル版では、仲間とクリスチャンを守るため優しくも毅然とした強い女性に描かれています。

クリスチャン

ボヘミアンに憧れアメリカからパリのモンマルトルにやってきた青年。作曲家を目指している。

ムーラン・ルージュでサティーンに恋し、お互い心から愛し合うようになるが、財力のあるデューク(モンロス公爵)の出現により、サティーンとの間に溝が生まれる。


映画ではクリスチャン役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が演じました。ブロードウェイ版クリスチャン役のオリジナルキャストは、映画『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。

クリスチャンは「愛がなければ生きていけない」と信じる一途でピュアな若者です。

金と権力のある男たちが美女を手に入れるキャバレー「ムーラン・ルージュ」、事情があり金持ちのパトロンを捕まえようとするサティーン、そしてサティーンを囲おうとする公爵のように「愛ではないもの」で結びつこうとする大人の社会とクリスチャンは対極にある存在です。

ハロルド・ジドラー

「ムーラン・ルージュ」のオーナー。財政難に陥ったムーラン・ルージュの立て直しのため、金持ちの公爵にサティーンをあてがおうとする。ただし私欲のためではなくサティーン同様ムーラン・ルージュを守るため。苦楽を伴にしてきた2人は同志のようなもの。舞台では観客を煽りステージを盛り上げます。


映画ではジム・ブロードベント(Jim Broadbent)が演じました。ブロードウェイ版ジドラーのオリジナル・キャストは、トニー賞に7回ノミネートされているダニー・バースタイン(Danny Burstein)。本作でダニー・バースタインはミュージカル助演男優賞受賞。

デューク(モンロス公爵)

※デュークとは公爵を指します。公爵は爵位の中で最も上位。

ムーラン・ルージュのスターサティーンを気に入り、その財力でサティーンだけでなく、ハロルドもコントロールしようとする。サティーンとクリスチャンの仲に気付き、クリスチャンを殺すと脅す。

トゥールーズ・ロートレック

画家でサティーンを昔から見守り愛し続けている。しかし自分ではダメだと告白しなかった。クリスチャンを励まし彼女を守るよう促す。


ロートレックは実在した画家。キャバレー「ムーラン・ルージュ」に通い続け、彼の描いたポスターが有名です。

映画もミュージカルも、ロートレックが見守り続けたムーラン・ルージュを、架空の人物サティーンになぞらえているように思えます。

サンティアゴ

アルゼンチン人でパリ随一のタンゴダンサー。

ニニ

サンティアゴの恋人。サンティアゴとニニのラテンダンスは見所のひとつ。

ムーランルージュといえばロートレック

フランス語で「赤い風車」を意味するムーランルージュは、1890年代初頭パリのモンマルトルに誕生し、あらゆる階級の人々が毎夜訪れました。

踊りや歌、寸劇などが行われ、特に人気が高いのがフレンチ・カンカンです。

多くの人を魅力したムーランルージュですが、その人気をより高めたのが画家のロートレックでした。

ロートレックは19世紀末のフランスを代表する実在した画家です。

彼はキャバレー「ムーランルージュ」に通い続け、彼の描いたムーランルージュのポスターや絵画が有名。ポスターを芸術の生きまで高めた功績を評価されています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』1891年 ポスター pic.twitter.com/Yub2F5Fl5m

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) October 12, 2021

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーランルージュのクラウン』1895年 オスカー・ラインハルト・コレクション pic.twitter.com/uXRfTObEbg

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) August 21, 2021

伯爵家に生まれたロートレックは10代前半で脚の発育が止まり、成人時の身長は152cmほど。

その外見ゆえ差別を受けたせいか心に傷を負い、ムーランルージュのような酒場の娼婦や踊り子といった夜の世界の女性たちに共感したと言われています。

ムーランルージュはロートレックの居場所であり、そこで働く女性たちを愛情のこもった視線で描き続けました。

やがてアブサンのような強いお酒におぼれ、放埓な生活などにより36歳の若さでこの世を去ります。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、なぜロートレックは愛し続けたサティーンに愛の告白をしなかったのか。「自分ではダメだが君なら彼女を守れる」とクリスチャンを励ますのか。

実在したロートレックの生き方から、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のロートレックの人物像も浮かび上がるような気がします。

ロートレックをもっと知りたい人におすすめ

ロートレックの伝記映画「赤い風車」

赤い風車(字幕版)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ナンバー

曲の特徴

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存の有名曲を使ったジュークボックス・ミュージカルです。

ジュークボックス・ミュージカルといえば、『マンマ・ミーア!』(ABBAの楽曲使用)、『ジャージー・ボーイズ』((The Four Seasonsの楽曲使用)のように、特定のアーティストの曲を扱った作品が多いのですが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は様々なアーティストの異なるポップソングが散りばめられ、使用楽曲は70以上に昇ります。

映画でも使用されたビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの有名曲の他、ミュージカルではレディー・ガガやビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、アデルなどの40曲あまりが追加されています。

ナンバー一覧

タイトル
(歌/役名)
カバー/サンプリング
Welcome to the Moulin Rouge!
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、ロートレック、サンティアゴ)
Lady Marmalade
Because We Can
Minnie the Moocher
Galop Infernal
Hold Up
Magic Flute Overture
Amores Como el Nuestro
Mr. Big Stuff
So Fresh, So Clean
Money (That’s What I Want)
Ride wit Me
Burning Down the House
Walk This Way
Where It’s At
Let’s Dance
My Lovin’(You’re Never Gonna Get It)
Twist and Shout
You Spin Me Round (Like a Record)
Truth Beauty Freedom Love
(ロートレック、サンティアゴ、クリスチャン)
Royals
Children of the Revolution
We Are Young
The Sparkling Diamond
(サティーン)
Diamonds Are Forever
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Single Ladies (Put a Ring on It)
Brick House
My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
Jungle Boogie
Diamonds
Shut Up and Raise Your Glass
(クリスチャン、サティーン、ロートレック、サンティアゴ)
Shut Up and Dance
Raise Your Glass
I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
Firework
(サティーン)
Firework
Your Song
(クリスチャン、サティーン)
Your Song
So Exciting! (The Pitch Song)
(デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、サティーン、ハロルド・ジドラー、ロートレック、サンティアゴ)
Milord
La Vie en rose
Habanera
Galop Infernal
Sympathy for the Duke
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Sympathy for the Devil
You Can’t Always Get What You Want
Gimme Shelter
Nature Boy
(ロートレック、クリスチャン)
Nature Boy
Elephant Love Medley
(クリスチャン、サティーン)
All You Need Is Love
Just One Night
Pride (In the Name of Love)
Play the Game
Love Hurts
Take on Me
It Ain’t Me Babe
I Love You Always Forever
Love Is a Battlefield
Don’t Speak
Children of the Revolution
Everlasting Love
What’s Love Got to Do with It
Fidelity
Can’t Help Falling in Love
Torn
Such Great Heights
Up Where We Belong
Heroes
Your Song
I Will Always Love You
Backstage Romance
(サンティアゴ、ニニ)
Bad Romance
Tainted Love
Seven Nation Army
Toxic
Sweet Dreams
Come What May
(クリスチャン、サティーン)
Come What May
Only Girl in a Material World
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Only Girl (In the World)
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Chandelier
(ハロルド・ジドラー、サンティアゴ、ロートレック、クリスチャン、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)
Chandelier
El Tango de Roxanne
(クリスチャン)
Roxanne
Chandelier
Tanguera
Crazy Rolling
(クリスチャン、サティーン)
Crazy
Rolling in the Deep
Your Song (Reprise)
(サティーン、クリスチャン)
Come What May
Your Song
Heroes
Nature Boy
Finale (Come What May (Reprise))
クリスチャン
Come What May
Lady Marmalade
More More More! (Encore)
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、サンティアゴ、デューク(モンロス公爵)、ロートレック)
Lady Marmalade
Hey Ya!
Because We Can
Minnie the Moocher
Bad Romance
What’s Love Got to Do with It
Crazy
Galop Infernal

サントラ

Original Broadway Cast Recording(オリジナルブロードウェイキャスト)


Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)

Youtubeで現在無料公開中!

オリジナルブロードウェイキャスト版をYoutubeで無料視聴できます↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYWBIwd7bL6OYfV1dXA4hBQzjCMq12s7-

人気曲:Come What May(カム・ホワット・メイ)

オリジナルキャストのKaren Olivo(カレン・オリヴォ)とAaron Tveit(アーロン・トヴェイト)による「♪Come What May」。映画版ではゴールデングローブ賞受賞した曲です。

映画


ムーラン・ルージュ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]


ムーラン・ルージュ (字幕版)

チケット

未定

ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が2023年6月~8月に帝国劇場(東京)で日本初演を迎える予定です。

????『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はこんな作品????

  • 原作は2001年の映画『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演)
  • 実在するパリのキャバレー、ムーラン・ルージュで繰り広げられる愛の物語
  • トニー賞14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞含む10賞を獲得(2021年最多受賞)
  • 豪華絢爛、圧巻のダンスシーン、ビートルズやマドンナ、レディ・ガガなど誰もが知る有名曲をリミックスして制作されている

2023年夏? 帝国劇場にて上演決定??『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』???????
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る??#MoulinRougeTheMusicalJapan

Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M

— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021

きねちゃん
きねちゃん

ムーラン・ルージュと切っても切れない関係にあるのが、画家のロートレックです。ロートレックはムーラン・ルージュを描いた絵画やポスターで有名。本作品でも登場しています。

基本情報

原作/演出

原作 2001年映画『ムーランルージュ』(Moulin Rouge!)
演出 アレックス・ティンバース(Alex Timbers)

上演時間(ブロードウェイ公演参考)

2時間45分(休憩含む)

2023年公演期間・会場

2023年6月~8月 帝国劇場(東京)

作品評価

トニー賞14部門にノミネート、10部門で受賞<ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(アーロン・トヴェイト)、ミュージカル助演男優賞(ダニー・バースタイン)、ミュージカル演出賞(アレックス・ティンバース)、振付賞など>で、2年ぶり開催となったトニー賞で最多となる獲得。他に、グラミー賞最優秀ミュージカルシアター賞ノミネートなど

作品特徴

娯楽
(5.0)

悲劇
(3.0)

ミステリー
(1.0)

ラブ
(5.0)

ノンフィクション
(2.0)

子供向け
(1.0)

ダンス
(5.0)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』あらすじ

19世紀末パリ。

煌びやかで贅沢。しかし少し退廃的な時代。

自由奔放な生き方をするボヘミアンに憧れるクリスチャンは、アメリカからパリのモンマルトルにやってきて、この地で作曲家を目指す。

ひょんな事から、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックとアルゼンチン人のタンゴダンサー、サンティアゴに出会う。

彼らはキャバレー、ムーラン・ルージュの舞台で使う音楽を必要としていた。クリスチャンの創り出す旋律を気に入った彼らは、クリスチャンに曲を依頼する。

ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、美しい花形スター、サティーンに出会う。

ムーラン・ルージュの他の踊り子から慕われ頼られているサティーンは、経営難のムーラン・ルージュを救うため資産家のデューク(モンロス公爵)に近づこうとしていた。

ムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーは、サティーンとデュークを引き合わせる。これも財政が逼迫したムーラン・ルージュのためだ。

しかし手違いでサティーンとデュークの密会場所にクリスチャンがやってくる。クリスチャンをデュークと間違えたサティーンは彼を誘惑しようとするが、クリスチャンの歌を聞いた瞬間、彼に恋をする。

クリスチャンが誰なのか知った後も彼への気持ちは変わらず、サティーンとクリスチャンは周りに秘密にしながら愛を育てる。

しかし2人の関係はデュークの耳に入り、サティーンの身体には病魔が忍び寄る・・・

登場人物

サティーン

キャバレー「ムーラン・ルージュ」の花形スター。

親に売春宿に売られたサティーンはシドラーに出会い、やがてムーラン・ルージュのスターになった。ベテランの今では自分の若さが失われつつあるのを自覚しているが、経営難に陥ったムーラン・ルージュを存続し仲間たちを救うため、金持ちのパトロンを捕まえようとする。しかしクリスチャンと出会い彼への愛を深め、仲間への想いとクリスチャンへの想いで揺れる。


映画ではサティーン役をニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が演じました。ブロードウェイ版サティーン役のオリジナルキャストは、2009年『ウエストサイドストーリー』アニタ役でトニー賞を受賞したカレン・オリヴォ(Karen Olivo)。

映画版サティーンは薄幸の美女といった雰囲気がありましたが、ミュージカル版では、仲間とクリスチャンを守るため優しくも毅然とした強い女性に描かれています。

クリスチャン

ボヘミアンに憧れアメリカからパリのモンマルトルにやってきた青年。作曲家を目指している。

ムーラン・ルージュでサティーンに恋し、お互い心から愛し合うようになるが、財力のあるデューク(モンロス公爵)の出現により、サティーンとの間に溝が生まれる。


映画ではクリスチャン役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が演じました。ブロードウェイ版クリスチャン役のオリジナルキャストは、映画『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。

クリスチャンは「愛がなければ生きていけない」と信じる一途でピュアな若者です。

金と権力のある男たちが美女を手に入れるキャバレー「ムーラン・ルージュ」、事情があり金持ちのパトロンを捕まえようとするサティーン、そしてサティーンを囲おうとする公爵のように「愛ではないもの」で結びつこうとする大人の社会とクリスチャンは対極にある存在です。

ハロルド・ジドラー

「ムーラン・ルージュ」のオーナー。財政難に陥ったムーラン・ルージュの立て直しのため、金持ちの公爵にサティーンをあてがおうとする。ただし私欲のためではなくサティーン同様ムーラン・ルージュを守るため。苦楽を伴にしてきた2人は同志のようなもの。舞台では観客を煽りステージを盛り上げます。


映画ではジム・ブロードベント(Jim Broadbent)が演じました。ブロードウェイ版ジドラーのオリジナル・キャストは、トニー賞に7回ノミネートされているダニー・バースタイン(Danny Burstein)。本作でダニー・バースタインはミュージカル助演男優賞受賞。

デューク(モンロス公爵)

※デュークとは公爵を指します。公爵は爵位の中で最も上位。

ムーラン・ルージュのスターサティーンを気に入り、その財力でサティーンだけでなく、ハロルドもコントロールしようとする。サティーンとクリスチャンの仲に気付き、クリスチャンを殺すと脅す。

トゥールーズ・ロートレック

画家でサティーンを昔から見守り愛し続けている。しかし自分ではダメだと告白しなかった。クリスチャンを励まし彼女を守るよう促す。


ロートレックは実在した画家。キャバレー「ムーラン・ルージュ」に通い続け、彼の描いたポスターが有名です。

映画もミュージカルも、ロートレックが見守り続けたムーラン・ルージュを、架空の人物サティーンになぞらえているように思えます。

サンティアゴ

アルゼンチン人でパリ随一のタンゴダンサー。

ニニ

サンティアゴの恋人。サンティアゴとニニのラテンダンスは見所のひとつ。

ムーランルージュといえばロートレック

フランス語で「赤い風車」を意味するムーランルージュは、1890年代初頭パリのモンマルトルに誕生し、あらゆる階級の人々が毎夜訪れました。

踊りや歌、寸劇などが行われ、特に人気が高いのがフレンチ・カンカンです。

多くの人を魅力したムーランルージュですが、その人気をより高めたのが画家のロートレックでした。

ロートレックは19世紀末のフランスを代表する実在した画家です。

彼はキャバレー「ムーランルージュ」に通い続け、彼の描いたムーランルージュのポスターや絵画が有名。ポスターを芸術の生きまで高めた功績を評価されています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』1891年 ポスター pic.twitter.com/Yub2F5Fl5m

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) October 12, 2021

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーランルージュのクラウン』1895年 オスカー・ラインハルト・コレクション pic.twitter.com/uXRfTObEbg

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) August 21, 2021

伯爵家に生まれたロートレックは10代前半で脚の発育が止まり、成人時の身長は152cmほど。

その外見ゆえ差別を受けたせいか心に傷を負い、ムーランルージュのような酒場の娼婦や踊り子といった夜の世界の女性たちに共感したと言われています。

ムーランルージュはロートレックの居場所であり、そこで働く女性たちを愛情のこもった視線で描き続けました。

やがてアブサンのような強いお酒におぼれ、放埓な生活などにより36歳の若さでこの世を去ります。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、なぜロートレックは愛し続けたサティーンに愛の告白をしなかったのか。「自分ではダメだが君なら彼女を守れる」とクリスチャンを励ますのか。

実在したロートレックの生き方から、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のロートレックの人物像も浮かび上がるような気がします。

ロートレックをもっと知りたい人におすすめ

ロートレックの伝記映画「赤い風車」

赤い風車(字幕版)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ナンバー

曲の特徴

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存の有名曲を使ったジュークボックス・ミュージカルです。

ジュークボックス・ミュージカルといえば、『マンマ・ミーア!』(ABBAの楽曲使用)、『ジャージー・ボーイズ』((The Four Seasonsの楽曲使用)のように、特定のアーティストの曲を扱った作品が多いのですが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は様々なアーティストの異なるポップソングが散りばめられ、使用楽曲は70以上に昇ります。

映画でも使用されたビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの有名曲の他、ミュージカルではレディー・ガガやビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、アデルなどの40曲あまりが追加されています。

ナンバー一覧

タイトル
(歌/役名)
カバー/サンプリング
Welcome to the Moulin Rouge!
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、ロートレック、サンティアゴ)
Lady Marmalade
Because We Can
Minnie the Moocher
Galop Infernal
Hold Up
Magic Flute Overture
Amores Como el Nuestro
Mr. Big Stuff
So Fresh, So Clean
Money (That’s What I Want)
Ride wit Me
Burning Down the House
Walk This Way
Where It’s At
Let’s Dance
My Lovin’(You’re Never Gonna Get It)
Twist and Shout
You Spin Me Round (Like a Record)
Truth Beauty Freedom Love
(ロートレック、サンティアゴ、クリスチャン)
Royals
Children of the Revolution
We Are Young
The Sparkling Diamond
(サティーン)
Diamonds Are Forever
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Single Ladies (Put a Ring on It)
Brick House
My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
Jungle Boogie
Diamonds
Shut Up and Raise Your Glass
(クリスチャン、サティーン、ロートレック、サンティアゴ)
Shut Up and Dance
Raise Your Glass
I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
Firework
(サティーン)
Firework
Your Song
(クリスチャン、サティーン)
Your Song
So Exciting! (The Pitch Song)
(デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、サティーン、ハロルド・ジドラー、ロートレック、サンティアゴ)
Milord
La Vie en rose
Habanera
Galop Infernal
Sympathy for the Duke
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Sympathy for the Devil
You Can’t Always Get What You Want
Gimme Shelter
Nature Boy
(ロートレック、クリスチャン)
Nature Boy
Elephant Love Medley
(クリスチャン、サティーン)
All You Need Is Love
Just One Night
Pride (In the Name of Love)
Play the Game
Love Hurts
Take on Me
It Ain’t Me Babe
I Love You Always Forever
Love Is a Battlefield
Don’t Speak
Children of the Revolution
Everlasting Love
What’s Love Got to Do with It
Fidelity
Can’t Help Falling in Love
Torn
Such Great Heights
Up Where We Belong
Heroes
Your Song
I Will Always Love You
Backstage Romance
(サンティアゴ、ニニ)
Bad Romance
Tainted Love
Seven Nation Army
Toxic
Sweet Dreams
Come What May
(クリスチャン、サティーン)
Come What May
Only Girl in a Material World
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Only Girl (In the World)
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Chandelier
(ハロルド・ジドラー、サンティアゴ、ロートレック、クリスチャン、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)
Chandelier
El Tango de Roxanne
(クリスチャン)
Roxanne
Chandelier
Tanguera
Crazy Rolling
(クリスチャン、サティーン)
Crazy
Rolling in the Deep
Your Song (Reprise)
(サティーン、クリスチャン)
Come What May
Your Song
Heroes
Nature Boy
Finale (Come What May (Reprise))
クリスチャン
Come What May
Lady Marmalade
More More More! (Encore)
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、サンティアゴ、デューク(モンロス公爵)、ロートレック)
Lady Marmalade
Hey Ya!
Because We Can
Minnie the Moocher
Bad Romance
What’s Love Got to Do with It
Crazy
Galop Infernal

サントラ

Original Broadway Cast Recording(オリジナルブロードウェイキャスト)


Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)

Youtubeで現在無料公開中!

オリジナルブロードウェイキャスト版をYoutubeで無料視聴できます↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYWBIwd7bL6OYfV1dXA4hBQzjCMq12s7-

人気曲:Come What May(カム・ホワット・メイ)

オリジナルキャストのKaren Olivo(カレン・オリヴォ)とAaron Tveit(アーロン・トヴェイト)による「♪Come What May」。映画版ではゴールデングローブ賞受賞した曲です。

映画


ムーラン・ルージュ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]


ムーラン・ルージュ (字幕版)

チケット

未定

ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が2023年6月~8月に帝国劇場(東京)で日本初演を迎える予定です。

????『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はこんな作品????

  • 原作は2001年の映画『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演)
  • 実在するパリのキャバレー、ムーラン・ルージュで繰り広げられる愛の物語
  • トニー賞14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞含む10賞を獲得(2021年最多受賞)
  • 豪華絢爛、圧巻のダンスシーン、ビートルズやマドンナ、レディ・ガガなど誰もが知る有名曲をリミックスして制作されている

2023年夏? 帝国劇場にて上演決定??『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』???????
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る??#MoulinRougeTheMusicalJapan

Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M

— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021

きねちゃん
きねちゃん

ムーラン・ルージュと切っても切れない関係にあるのが、画家のロートレックです。ロートレックはムーラン・ルージュを描いた絵画やポスターで有名。本作品でも登場しています。

基本情報

原作/演出

原作 2001年映画『ムーランルージュ』(Moulin Rouge!)
演出 アレックス・ティンバース(Alex Timbers)

上演時間(ブロードウェイ公演参考)

2時間45分(休憩含む)

2023年公演期間・会場

2023年6月~8月 帝国劇場(東京)

作品評価

トニー賞14部門にノミネート、10部門で受賞<ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(アーロン・トヴェイト)、ミュージカル助演男優賞(ダニー・バースタイン)、ミュージカル演出賞(アレックス・ティンバース)、振付賞など>で、2年ぶり開催となったトニー賞で最多となる獲得。他に、グラミー賞最優秀ミュージカルシアター賞ノミネートなど

作品特徴

娯楽
(5.0)

悲劇
(3.0)

ミステリー
(1.0)

ラブ
(5.0)

ノンフィクション
(2.0)

子供向け
(1.0)

ダンス
(5.0)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』あらすじ

19世紀末パリ。

煌びやかで贅沢。しかし少し退廃的な時代。

自由奔放な生き方をするボヘミアンに憧れるクリスチャンは、アメリカからパリのモンマルトルにやってきて、この地で作曲家を目指す。

ひょんな事から、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックとアルゼンチン人のタンゴダンサー、サンティアゴに出会う。

彼らはキャバレー、ムーラン・ルージュの舞台で使う音楽を必要としていた。クリスチャンの創り出す旋律を気に入った彼らは、クリスチャンに曲を依頼する。

ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、美しい花形スター、サティーンに出会う。

ムーラン・ルージュの他の踊り子から慕われ頼られているサティーンは、経営難のムーラン・ルージュを救うため資産家のデューク(モンロス公爵)に近づこうとしていた。

ムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーは、サティーンとデュークを引き合わせる。これも財政が逼迫したムーラン・ルージュのためだ。

しかし手違いでサティーンとデュークの密会場所にクリスチャンがやってくる。クリスチャンをデュークと間違えたサティーンは彼を誘惑しようとするが、クリスチャンの歌を聞いた瞬間、彼に恋をする。

クリスチャンが誰なのか知った後も彼への気持ちは変わらず、サティーンとクリスチャンは周りに秘密にしながら愛を育てる。

しかし2人の関係はデュークの耳に入り、サティーンの身体には病魔が忍び寄る・・・

登場人物

サティーン

キャバレー「ムーラン・ルージュ」の花形スター。

親に売春宿に売られたサティーンはシドラーに出会い、やがてムーラン・ルージュのスターになった。ベテランの今では自分の若さが失われつつあるのを自覚しているが、経営難に陥ったムーラン・ルージュを存続し仲間たちを救うため、金持ちのパトロンを捕まえようとする。しかしクリスチャンと出会い彼への愛を深め、仲間への想いとクリスチャンへの想いで揺れる。


映画ではサティーン役をニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が演じました。ブロードウェイ版サティーン役のオリジナルキャストは、2009年『ウエストサイドストーリー』アニタ役でトニー賞を受賞したカレン・オリヴォ(Karen Olivo)。

映画版サティーンは薄幸の美女といった雰囲気がありましたが、ミュージカル版では、仲間とクリスチャンを守るため優しくも毅然とした強い女性に描かれています。

クリスチャン

ボヘミアンに憧れアメリカからパリのモンマルトルにやってきた青年。作曲家を目指している。

ムーラン・ルージュでサティーンに恋し、お互い心から愛し合うようになるが、財力のあるデューク(モンロス公爵)の出現により、サティーンとの間に溝が生まれる。


映画ではクリスチャン役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が演じました。ブロードウェイ版クリスチャン役のオリジナルキャストは、映画『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。

クリスチャンは「愛がなければ生きていけない」と信じる一途でピュアな若者です。

金と権力のある男たちが美女を手に入れるキャバレー「ムーラン・ルージュ」、事情があり金持ちのパトロンを捕まえようとするサティーン、そしてサティーンを囲おうとする公爵のように「愛ではないもの」で結びつこうとする大人の社会とクリスチャンは対極にある存在です。

ハロルド・ジドラー

「ムーラン・ルージュ」のオーナー。財政難に陥ったムーラン・ルージュの立て直しのため、金持ちの公爵にサティーンをあてがおうとする。ただし私欲のためではなくサティーン同様ムーラン・ルージュを守るため。苦楽を伴にしてきた2人は同志のようなもの。舞台では観客を煽りステージを盛り上げます。


映画ではジム・ブロードベント(Jim Broadbent)が演じました。ブロードウェイ版ジドラーのオリジナル・キャストは、トニー賞に7回ノミネートされているダニー・バースタイン(Danny Burstein)。本作でダニー・バースタインはミュージカル助演男優賞受賞。

デューク(モンロス公爵)

※デュークとは公爵を指します。公爵は爵位の中で最も上位。

ムーラン・ルージュのスターサティーンを気に入り、その財力でサティーンだけでなく、ハロルドもコントロールしようとする。サティーンとクリスチャンの仲に気付き、クリスチャンを殺すと脅す。

トゥールーズ・ロートレック

画家でサティーンを昔から見守り愛し続けている。しかし自分ではダメだと告白しなかった。クリスチャンを励まし彼女を守るよう促す。


ロートレックは実在した画家。キャバレー「ムーラン・ルージュ」に通い続け、彼の描いたポスターが有名です。

映画もミュージカルも、ロートレックが見守り続けたムーラン・ルージュを、架空の人物サティーンになぞらえているように思えます。

サンティアゴ

アルゼンチン人でパリ随一のタンゴダンサー。

ニニ

サンティアゴの恋人。サンティアゴとニニのラテンダンスは見所のひとつ。

ムーランルージュといえばロートレック

フランス語で「赤い風車」を意味するムーランルージュは、1890年代初頭パリのモンマルトルに誕生し、あらゆる階級の人々が毎夜訪れました。

踊りや歌、寸劇などが行われ、特に人気が高いのがフレンチ・カンカンです。

多くの人を魅力したムーランルージュですが、その人気をより高めたのが画家のロートレックでした。

ロートレックは19世紀末のフランスを代表する実在した画家です。

彼はキャバレー「ムーランルージュ」に通い続け、彼の描いたムーランルージュのポスターや絵画が有名。ポスターを芸術の生きまで高めた功績を評価されています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』1891年 ポスター pic.twitter.com/Yub2F5Fl5m

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) October 12, 2021

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーランルージュのクラウン』1895年 オスカー・ラインハルト・コレクション pic.twitter.com/uXRfTObEbg

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) August 21, 2021

伯爵家に生まれたロートレックは10代前半で脚の発育が止まり、成人時の身長は152cmほど。

その外見ゆえ差別を受けたせいか心に傷を負い、ムーランルージュのような酒場の娼婦や踊り子といった夜の世界の女性たちに共感したと言われています。

ムーランルージュはロートレックの居場所であり、そこで働く女性たちを愛情のこもった視線で描き続けました。

やがてアブサンのような強いお酒におぼれ、放埓な生活などにより36歳の若さでこの世を去ります。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、なぜロートレックは愛し続けたサティーンに愛の告白をしなかったのか。「自分ではダメだが君なら彼女を守れる」とクリスチャンを励ますのか。

実在したロートレックの生き方から、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のロートレックの人物像も浮かび上がるような気がします。

ロートレックをもっと知りたい人におすすめ

ロートレックの伝記映画「赤い風車」

赤い風車(字幕版)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ナンバー

曲の特徴

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存の有名曲を使ったジュークボックス・ミュージカルです。

ジュークボックス・ミュージカルといえば、『マンマ・ミーア!』(ABBAの楽曲使用)、『ジャージー・ボーイズ』((The Four Seasonsの楽曲使用)のように、特定のアーティストの曲を扱った作品が多いのですが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は様々なアーティストの異なるポップソングが散りばめられ、使用楽曲は70以上に昇ります。

映画でも使用されたビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの有名曲の他、ミュージカルではレディー・ガガやビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、アデルなどの40曲あまりが追加されています。

ナンバー一覧

タイトル
(歌/役名)
カバー/サンプリング
Welcome to the Moulin Rouge!
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、ロートレック、サンティアゴ)
Lady Marmalade
Because We Can
Minnie the Moocher
Galop Infernal
Hold Up
Magic Flute Overture
Amores Como el Nuestro
Mr. Big Stuff
So Fresh, So Clean
Money (That’s What I Want)
Ride wit Me
Burning Down the House
Walk This Way
Where It’s At
Let’s Dance
My Lovin’(You’re Never Gonna Get It)
Twist and Shout
You Spin Me Round (Like a Record)
Truth Beauty Freedom Love
(ロートレック、サンティアゴ、クリスチャン)
Royals
Children of the Revolution
We Are Young
The Sparkling Diamond
(サティーン)
Diamonds Are Forever
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Single Ladies (Put a Ring on It)
Brick House
My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
Jungle Boogie
Diamonds
Shut Up and Raise Your Glass
(クリスチャン、サティーン、ロートレック、サンティアゴ)
Shut Up and Dance
Raise Your Glass
I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
Firework
(サティーン)
Firework
Your Song
(クリスチャン、サティーン)
Your Song
So Exciting! (The Pitch Song)
(デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、サティーン、ハロルド・ジドラー、ロートレック、サンティアゴ)
Milord
La Vie en rose
Habanera
Galop Infernal
Sympathy for the Duke
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Sympathy for the Devil
You Can’t Always Get What You Want
Gimme Shelter
Nature Boy
(ロートレック、クリスチャン)
Nature Boy
Elephant Love Medley
(クリスチャン、サティーン)
All You Need Is Love
Just One Night
Pride (In the Name of Love)
Play the Game
Love Hurts
Take on Me
It Ain’t Me Babe
I Love You Always Forever
Love Is a Battlefield
Don’t Speak
Children of the Revolution
Everlasting Love
What’s Love Got to Do with It
Fidelity
Can’t Help Falling in Love
Torn
Such Great Heights
Up Where We Belong
Heroes
Your Song
I Will Always Love You
Backstage Romance
(サンティアゴ、ニニ)
Bad Romance
Tainted Love
Seven Nation Army
Toxic
Sweet Dreams
Come What May
(クリスチャン、サティーン)
Come What May
Only Girl in a Material World
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Only Girl (In the World)
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Chandelier
(ハロルド・ジドラー、サンティアゴ、ロートレック、クリスチャン、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)
Chandelier
El Tango de Roxanne
(クリスチャン)
Roxanne
Chandelier
Tanguera
Crazy Rolling
(クリスチャン、サティーン)
Crazy
Rolling in the Deep
Your Song (Reprise)
(サティーン、クリスチャン)
Come What May
Your Song
Heroes
Nature Boy
Finale (Come What May (Reprise))
クリスチャン
Come What May
Lady Marmalade
More More More! (Encore)
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、サンティアゴ、デューク(モンロス公爵)、ロートレック)
Lady Marmalade
Hey Ya!
Because We Can
Minnie the Moocher
Bad Romance
What’s Love Got to Do with It
Crazy
Galop Infernal

サントラ

Original Broadway Cast Recording(オリジナルブロードウェイキャスト)


Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)

Youtubeで現在無料公開中!

オリジナルブロードウェイキャスト版をYoutubeで無料視聴できます↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYWBIwd7bL6OYfV1dXA4hBQzjCMq12s7-

人気曲:Come What May(カム・ホワット・メイ)

オリジナルキャストのKaren Olivo(カレン・オリヴォ)とAaron Tveit(アーロン・トヴェイト)による「♪Come What May」。映画版ではゴールデングローブ賞受賞した曲です。

映画


ムーラン・ルージュ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]


ムーラン・ルージュ (字幕版)

チケット

未定

ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が2023年6月~8月に帝国劇場(東京)で日本初演を迎える予定です。

????『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はこんな作品????

  • 原作は2001年の映画『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演)
  • 実在するパリのキャバレー、ムーラン・ルージュで繰り広げられる愛の物語
  • トニー賞14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞含む10賞を獲得(2021年最多受賞)
  • 豪華絢爛、圧巻のダンスシーン、ビートルズやマドンナ、レディ・ガガなど誰もが知る有名曲をリミックスして制作されている

2023年夏? 帝国劇場にて上演決定??『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』???????
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る??#MoulinRougeTheMusicalJapan

Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M

— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021

きねちゃん
きねちゃん

ムーラン・ルージュと切っても切れない関係にあるのが、画家のロートレックです。ロートレックはムーラン・ルージュを描いた絵画やポスターで有名。本作品でも登場しています。

基本情報

原作/演出

原作 2001年映画『ムーランルージュ』(Moulin Rouge!)
演出 アレックス・ティンバース(Alex Timbers)

上演時間(ブロードウェイ公演参考)

2時間45分(休憩含む)

2023年公演期間・会場

2023年6月~8月 帝国劇場(東京)

作品評価

トニー賞14部門にノミネート、10部門で受賞<ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(アーロン・トヴェイト)、ミュージカル助演男優賞(ダニー・バースタイン)、ミュージカル演出賞(アレックス・ティンバース)、振付賞など>で、2年ぶり開催となったトニー賞で最多となる獲得。他に、グラミー賞最優秀ミュージカルシアター賞ノミネートなど

作品特徴

娯楽
(5.0)

悲劇
(3.0)

ミステリー
(1.0)

ラブ
(5.0)

ノンフィクション
(2.0)

子供向け
(1.0)

ダンス
(5.0)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』あらすじ

19世紀末パリ。

煌びやかで贅沢。しかし少し退廃的な時代。

自由奔放な生き方をするボヘミアンに憧れるクリスチャンは、アメリカからパリのモンマルトルにやってきて、この地で作曲家を目指す。

ひょんな事から、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックとアルゼンチン人のタンゴダンサー、サンティアゴに出会う。

彼らはキャバレー、ムーラン・ルージュの舞台で使う音楽を必要としていた。クリスチャンの創り出す旋律を気に入った彼らは、クリスチャンに曲を依頼する。

ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、美しい花形スター、サティーンに出会う。

ムーラン・ルージュの他の踊り子から慕われ頼られているサティーンは、経営難のムーラン・ルージュを救うため資産家のデューク(モンロス公爵)に近づこうとしていた。

ムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーは、サティーンとデュークを引き合わせる。これも財政が逼迫したムーラン・ルージュのためだ。

しかし手違いでサティーンとデュークの密会場所にクリスチャンがやってくる。クリスチャンをデュークと間違えたサティーンは彼を誘惑しようとするが、クリスチャンの歌を聞いた瞬間、彼に恋をする。

クリスチャンが誰なのか知った後も彼への気持ちは変わらず、サティーンとクリスチャンは周りに秘密にしながら愛を育てる。

しかし2人の関係はデュークの耳に入り、サティーンの身体には病魔が忍び寄る・・・

登場人物

サティーン

キャバレー「ムーラン・ルージュ」の花形スター。

親に売春宿に売られたサティーンはシドラーに出会い、やがてムーラン・ルージュのスターになった。ベテランの今では自分の若さが失われつつあるのを自覚しているが、経営難に陥ったムーラン・ルージュを存続し仲間たちを救うため、金持ちのパトロンを捕まえようとする。しかしクリスチャンと出会い彼への愛を深め、仲間への想いとクリスチャンへの想いで揺れる。


映画ではサティーン役をニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が演じました。ブロードウェイ版サティーン役のオリジナルキャストは、2009年『ウエストサイドストーリー』アニタ役でトニー賞を受賞したカレン・オリヴォ(Karen Olivo)。

映画版サティーンは薄幸の美女といった雰囲気がありましたが、ミュージカル版では、仲間とクリスチャンを守るため優しくも毅然とした強い女性に描かれています。

クリスチャン

ボヘミアンに憧れアメリカからパリのモンマルトルにやってきた青年。作曲家を目指している。

ムーラン・ルージュでサティーンに恋し、お互い心から愛し合うようになるが、財力のあるデューク(モンロス公爵)の出現により、サティーンとの間に溝が生まれる。


映画ではクリスチャン役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が演じました。ブロードウェイ版クリスチャン役のオリジナルキャストは、映画『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。

クリスチャンは「愛がなければ生きていけない」と信じる一途でピュアな若者です。

金と権力のある男たちが美女を手に入れるキャバレー「ムーラン・ルージュ」、事情があり金持ちのパトロンを捕まえようとするサティーン、そしてサティーンを囲おうとする公爵のように「愛ではないもの」で結びつこうとする大人の社会とクリスチャンは対極にある存在です。

ハロルド・ジドラー

「ムーラン・ルージュ」のオーナー。財政難に陥ったムーラン・ルージュの立て直しのため、金持ちの公爵にサティーンをあてがおうとする。ただし私欲のためではなくサティーン同様ムーラン・ルージュを守るため。苦楽を伴にしてきた2人は同志のようなもの。舞台では観客を煽りステージを盛り上げます。


映画ではジム・ブロードベント(Jim Broadbent)が演じました。ブロードウェイ版ジドラーのオリジナル・キャストは、トニー賞に7回ノミネートされているダニー・バースタイン(Danny Burstein)。本作でダニー・バースタインはミュージカル助演男優賞受賞。

デューク(モンロス公爵)

※デュークとは公爵を指します。公爵は爵位の中で最も上位。

ムーラン・ルージュのスターサティーンを気に入り、その財力でサティーンだけでなく、ハロルドもコントロールしようとする。サティーンとクリスチャンの仲に気付き、クリスチャンを殺すと脅す。

トゥールーズ・ロートレック

画家でサティーンを昔から見守り愛し続けている。しかし自分ではダメだと告白しなかった。クリスチャンを励まし彼女を守るよう促す。


ロートレックは実在した画家。キャバレー「ムーラン・ルージュ」に通い続け、彼の描いたポスターが有名です。

映画もミュージカルも、ロートレックが見守り続けたムーラン・ルージュを、架空の人物サティーンになぞらえているように思えます。

サンティアゴ

アルゼンチン人でパリ随一のタンゴダンサー。

ニニ

サンティアゴの恋人。サンティアゴとニニのラテンダンスは見所のひとつ。

ムーランルージュといえばロートレック

フランス語で「赤い風車」を意味するムーランルージュは、1890年代初頭パリのモンマルトルに誕生し、あらゆる階級の人々が毎夜訪れました。

踊りや歌、寸劇などが行われ、特に人気が高いのがフレンチ・カンカンです。

多くの人を魅力したムーランルージュですが、その人気をより高めたのが画家のロートレックでした。

ロートレックは19世紀末のフランスを代表する実在した画家です。

彼はキャバレー「ムーランルージュ」に通い続け、彼の描いたムーランルージュのポスターや絵画が有名。ポスターを芸術の生きまで高めた功績を評価されています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』1891年 ポスター pic.twitter.com/Yub2F5Fl5m

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) October 12, 2021

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーランルージュのクラウン』1895年 オスカー・ラインハルト・コレクション pic.twitter.com/uXRfTObEbg

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) August 21, 2021

伯爵家に生まれたロートレックは10代前半で脚の発育が止まり、成人時の身長は152cmほど。

その外見ゆえ差別を受けたせいか心に傷を負い、ムーランルージュのような酒場の娼婦や踊り子といった夜の世界の女性たちに共感したと言われています。

ムーランルージュはロートレックの居場所であり、そこで働く女性たちを愛情のこもった視線で描き続けました。

やがてアブサンのような強いお酒におぼれ、放埓な生活などにより36歳の若さでこの世を去ります。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、なぜロートレックは愛し続けたサティーンに愛の告白をしなかったのか。「自分ではダメだが君なら彼女を守れる」とクリスチャンを励ますのか。

実在したロートレックの生き方から、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のロートレックの人物像も浮かび上がるような気がします。

ロートレックをもっと知りたい人におすすめ

ロートレックの伝記映画「赤い風車」

赤い風車(字幕版)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ナンバー

曲の特徴

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存の有名曲を使ったジュークボックス・ミュージカルです。

ジュークボックス・ミュージカルといえば、『マンマ・ミーア!』(ABBAの楽曲使用)、『ジャージー・ボーイズ』((The Four Seasonsの楽曲使用)のように、特定のアーティストの曲を扱った作品が多いのですが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は様々なアーティストの異なるポップソングが散りばめられ、使用楽曲は70以上に昇ります。

映画でも使用されたビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの有名曲の他、ミュージカルではレディー・ガガやビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、アデルなどの40曲あまりが追加されています。

ナンバー一覧

タイトル
(歌/役名)
カバー/サンプリング
Welcome to the Moulin Rouge!
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、ロートレック、サンティアゴ)
Lady Marmalade
Because We Can
Minnie the Moocher
Galop Infernal
Hold Up
Magic Flute Overture
Amores Como el Nuestro
Mr. Big Stuff
So Fresh, So Clean
Money (That’s What I Want)
Ride wit Me
Burning Down the House
Walk This Way
Where It’s At
Let’s Dance
My Lovin’(You’re Never Gonna Get It)
Twist and Shout
You Spin Me Round (Like a Record)
Truth Beauty Freedom Love
(ロートレック、サンティアゴ、クリスチャン)
Royals
Children of the Revolution
We Are Young
The Sparkling Diamond
(サティーン)
Diamonds Are Forever
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Single Ladies (Put a Ring on It)
Brick House
My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
Jungle Boogie
Diamonds
Shut Up and Raise Your Glass
(クリスチャン、サティーン、ロートレック、サンティアゴ)
Shut Up and Dance
Raise Your Glass
I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
Firework
(サティーン)
Firework
Your Song
(クリスチャン、サティーン)
Your Song
So Exciting! (The Pitch Song)
(デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、サティーン、ハロルド・ジドラー、ロートレック、サンティアゴ)
Milord
La Vie en rose
Habanera
Galop Infernal
Sympathy for the Duke
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Sympathy for the Devil
You Can’t Always Get What You Want
Gimme Shelter
Nature Boy
(ロートレック、クリスチャン)
Nature Boy
Elephant Love Medley
(クリスチャン、サティーン)
All You Need Is Love
Just One Night
Pride (In the Name of Love)
Play the Game
Love Hurts
Take on Me
It Ain’t Me Babe
I Love You Always Forever
Love Is a Battlefield
Don’t Speak
Children of the Revolution
Everlasting Love
What’s Love Got to Do with It
Fidelity
Can’t Help Falling in Love
Torn
Such Great Heights
Up Where We Belong
Heroes
Your Song
I Will Always Love You
Backstage Romance
(サンティアゴ、ニニ)
Bad Romance
Tainted Love
Seven Nation Army
Toxic
Sweet Dreams
Come What May
(クリスチャン、サティーン)
Come What May
Only Girl in a Material World
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Only Girl (In the World)
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Chandelier
(ハロルド・ジドラー、サンティアゴ、ロートレック、クリスチャン、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)
Chandelier
El Tango de Roxanne
(クリスチャン)
Roxanne
Chandelier
Tanguera
Crazy Rolling
(クリスチャン、サティーン)
Crazy
Rolling in the Deep
Your Song (Reprise)
(サティーン、クリスチャン)
Come What May
Your Song
Heroes
Nature Boy
Finale (Come What May (Reprise))
クリスチャン
Come What May
Lady Marmalade
More More More! (Encore)
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、サンティアゴ、デューク(モンロス公爵)、ロートレック)
Lady Marmalade
Hey Ya!
Because We Can
Minnie the Moocher
Bad Romance
What’s Love Got to Do with It
Crazy
Galop Infernal

サントラ

Original Broadway Cast Recording(オリジナルブロードウェイキャスト)


Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)

Youtubeで現在無料公開中!

オリジナルブロードウェイキャスト版をYoutubeで無料視聴できます↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYWBIwd7bL6OYfV1dXA4hBQzjCMq12s7-

人気曲:Come What May(カム・ホワット・メイ)

オリジナルキャストのKaren Olivo(カレン・オリヴォ)とAaron Tveit(アーロン・トヴェイト)による「♪Come What May」。映画版ではゴールデングローブ賞受賞した曲です。

映画


ムーラン・ルージュ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]


ムーラン・ルージュ (字幕版)

チケット

未定

ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が2023年6月~8月に帝国劇場(東京)で日本初演を迎える予定です。

????『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はこんな作品????

  • 原作は2001年の映画『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演)
  • 実在するパリのキャバレー、ムーラン・ルージュで繰り広げられる愛の物語
  • トニー賞14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞含む10賞を獲得(2021年最多受賞)
  • 豪華絢爛、圧巻のダンスシーン、ビートルズやマドンナ、レディ・ガガなど誰もが知る有名曲をリミックスして制作されている

2023年夏? 帝国劇場にて上演決定??『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』???????
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る??#MoulinRougeTheMusicalJapan

Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M

— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021

きねちゃん
きねちゃん

ムーラン・ルージュと切っても切れない関係にあるのが、画家のロートレックです。ロートレックはムーラン・ルージュを描いた絵画やポスターで有名。本作品でも登場しています。

基本情報

原作/演出

原作 2001年映画『ムーランルージュ』(Moulin Rouge!)
演出 アレックス・ティンバース(Alex Timbers)

上演時間(ブロードウェイ公演参考)

2時間45分(休憩含む)

2023年公演期間・会場

2023年6月~8月 帝国劇場(東京)

作品評価

トニー賞14部門にノミネート、10部門で受賞<ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(アーロン・トヴェイト)、ミュージカル助演男優賞(ダニー・バースタイン)、ミュージカル演出賞(アレックス・ティンバース)、振付賞など>で、2年ぶり開催となったトニー賞で最多となる獲得。他に、グラミー賞最優秀ミュージカルシアター賞ノミネートなど

作品特徴

娯楽
(5.0)

悲劇
(3.0)

ミステリー
(1.0)

ラブ
(5.0)

ノンフィクション
(2.0)

子供向け
(1.0)

ダンス
(5.0)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』あらすじ

19世紀末パリ。

煌びやかで贅沢。しかし少し退廃的な時代。

自由奔放な生き方をするボヘミアンに憧れるクリスチャンは、アメリカからパリのモンマルトルにやってきて、この地で作曲家を目指す。

ひょんな事から、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックとアルゼンチン人のタンゴダンサー、サンティアゴに出会う。

彼らはキャバレー、ムーラン・ルージュの舞台で使う音楽を必要としていた。クリスチャンの創り出す旋律を気に入った彼らは、クリスチャンに曲を依頼する。

ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、美しい花形スター、サティーンに出会う。

ムーラン・ルージュの他の踊り子から慕われ頼られているサティーンは、経営難のムーラン・ルージュを救うため資産家のデューク(モンロス公爵)に近づこうとしていた。

ムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーは、サティーンとデュークを引き合わせる。これも財政が逼迫したムーラン・ルージュのためだ。

しかし手違いでサティーンとデュークの密会場所にクリスチャンがやってくる。クリスチャンをデュークと間違えたサティーンは彼を誘惑しようとするが、クリスチャンの歌を聞いた瞬間、彼に恋をする。

クリスチャンが誰なのか知った後も彼への気持ちは変わらず、サティーンとクリスチャンは周りに秘密にしながら愛を育てる。

しかし2人の関係はデュークの耳に入り、サティーンの身体には病魔が忍び寄る・・・

登場人物

サティーン

キャバレー「ムーラン・ルージュ」の花形スター。

親に売春宿に売られたサティーンはシドラーに出会い、やがてムーラン・ルージュのスターになった。ベテランの今では自分の若さが失われつつあるのを自覚しているが、経営難に陥ったムーラン・ルージュを存続し仲間たちを救うため、金持ちのパトロンを捕まえようとする。しかしクリスチャンと出会い彼への愛を深め、仲間への想いとクリスチャンへの想いで揺れる。


映画ではサティーン役をニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が演じました。ブロードウェイ版サティーン役のオリジナルキャストは、2009年『ウエストサイドストーリー』アニタ役でトニー賞を受賞したカレン・オリヴォ(Karen Olivo)。

映画版サティーンは薄幸の美女といった雰囲気がありましたが、ミュージカル版では、仲間とクリスチャンを守るため優しくも毅然とした強い女性に描かれています。

クリスチャン

ボヘミアンに憧れアメリカからパリのモンマルトルにやってきた青年。作曲家を目指している。

ムーラン・ルージュでサティーンに恋し、お互い心から愛し合うようになるが、財力のあるデューク(モンロス公爵)の出現により、サティーンとの間に溝が生まれる。


映画ではクリスチャン役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が演じました。ブロードウェイ版クリスチャン役のオリジナルキャストは、映画『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。

クリスチャンは「愛がなければ生きていけない」と信じる一途でピュアな若者です。

金と権力のある男たちが美女を手に入れるキャバレー「ムーラン・ルージュ」、事情があり金持ちのパトロンを捕まえようとするサティーン、そしてサティーンを囲おうとする公爵のように「愛ではないもの」で結びつこうとする大人の社会とクリスチャンは対極にある存在です。

ハロルド・ジドラー

「ムーラン・ルージュ」のオーナー。財政難に陥ったムーラン・ルージュの立て直しのため、金持ちの公爵にサティーンをあてがおうとする。ただし私欲のためではなくサティーン同様ムーラン・ルージュを守るため。苦楽を伴にしてきた2人は同志のようなもの。舞台では観客を煽りステージを盛り上げます。


映画ではジム・ブロードベント(Jim Broadbent)が演じました。ブロードウェイ版ジドラーのオリジナル・キャストは、トニー賞に7回ノミネートされているダニー・バースタイン(Danny Burstein)。本作でダニー・バースタインはミュージカル助演男優賞受賞。

デューク(モンロス公爵)

※デュークとは公爵を指します。公爵は爵位の中で最も上位。

ムーラン・ルージュのスターサティーンを気に入り、その財力でサティーンだけでなく、ハロルドもコントロールしようとする。サティーンとクリスチャンの仲に気付き、クリスチャンを殺すと脅す。

トゥールーズ・ロートレック

画家でサティーンを昔から見守り愛し続けている。しかし自分ではダメだと告白しなかった。クリスチャンを励まし彼女を守るよう促す。


ロートレックは実在した画家。キャバレー「ムーラン・ルージュ」に通い続け、彼の描いたポスターが有名です。

映画もミュージカルも、ロートレックが見守り続けたムーラン・ルージュを、架空の人物サティーンになぞらえているように思えます。

サンティアゴ

アルゼンチン人でパリ随一のタンゴダンサー。

ニニ

サンティアゴの恋人。サンティアゴとニニのラテンダンスは見所のひとつ。

ムーランルージュといえばロートレック

フランス語で「赤い風車」を意味するムーランルージュは、1890年代初頭パリのモンマルトルに誕生し、あらゆる階級の人々が毎夜訪れました。

踊りや歌、寸劇などが行われ、特に人気が高いのがフレンチ・カンカンです。

多くの人を魅力したムーランルージュですが、その人気をより高めたのが画家のロートレックでした。

ロートレックは19世紀末のフランスを代表する実在した画家です。

彼はキャバレー「ムーランルージュ」に通い続け、彼の描いたムーランルージュのポスターや絵画が有名。ポスターを芸術の生きまで高めた功績を評価されています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』1891年 ポスター pic.twitter.com/Yub2F5Fl5m

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) October 12, 2021

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーランルージュのクラウン』1895年 オスカー・ラインハルト・コレクション pic.twitter.com/uXRfTObEbg

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) August 21, 2021

伯爵家に生まれたロートレックは10代前半で脚の発育が止まり、成人時の身長は152cmほど。

その外見ゆえ差別を受けたせいか心に傷を負い、ムーランルージュのような酒場の娼婦や踊り子といった夜の世界の女性たちに共感したと言われています。

ムーランルージュはロートレックの居場所であり、そこで働く女性たちを愛情のこもった視線で描き続けました。

やがてアブサンのような強いお酒におぼれ、放埓な生活などにより36歳の若さでこの世を去ります。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、なぜロートレックは愛し続けたサティーンに愛の告白をしなかったのか。「自分ではダメだが君なら彼女を守れる」とクリスチャンを励ますのか。

実在したロートレックの生き方から、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のロートレックの人物像も浮かび上がるような気がします。

ロートレックをもっと知りたい人におすすめ

ロートレックの伝記映画「赤い風車」

赤い風車(字幕版)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ナンバー

曲の特徴

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存の有名曲を使ったジュークボックス・ミュージカルです。

ジュークボックス・ミュージカルといえば、『マンマ・ミーア!』(ABBAの楽曲使用)、『ジャージー・ボーイズ』((The Four Seasonsの楽曲使用)のように、特定のアーティストの曲を扱った作品が多いのですが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は様々なアーティストの異なるポップソングが散りばめられ、使用楽曲は70以上に昇ります。

映画でも使用されたビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの有名曲の他、ミュージカルではレディー・ガガやビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、アデルなどの40曲あまりが追加されています。

ナンバー一覧

タイトル
(歌/役名)
カバー/サンプリング
Welcome to the Moulin Rouge!
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、ロートレック、サンティアゴ)
Lady Marmalade
Because We Can
Minnie the Moocher
Galop Infernal
Hold Up
Magic Flute Overture
Amores Como el Nuestro
Mr. Big Stuff
So Fresh, So Clean
Money (That’s What I Want)
Ride wit Me
Burning Down the House
Walk This Way
Where It’s At
Let’s Dance
My Lovin’(You’re Never Gonna Get It)
Twist and Shout
You Spin Me Round (Like a Record)
Truth Beauty Freedom Love
(ロートレック、サンティアゴ、クリスチャン)
Royals
Children of the Revolution
We Are Young
The Sparkling Diamond
(サティーン)
Diamonds Are Forever
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Single Ladies (Put a Ring on It)
Brick House
My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
Jungle Boogie
Diamonds
Shut Up and Raise Your Glass
(クリスチャン、サティーン、ロートレック、サンティアゴ)
Shut Up and Dance
Raise Your Glass
I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
Firework
(サティーン)
Firework
Your Song
(クリスチャン、サティーン)
Your Song
So Exciting! (The Pitch Song)
(デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、サティーン、ハロルド・ジドラー、ロートレック、サンティアゴ)
Milord
La Vie en rose
Habanera
Galop Infernal
Sympathy for the Duke
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Sympathy for the Devil
You Can’t Always Get What You Want
Gimme Shelter
Nature Boy
(ロートレック、クリスチャン)
Nature Boy
Elephant Love Medley
(クリスチャン、サティーン)
All You Need Is Love
Just One Night
Pride (In the Name of Love)
Play the Game
Love Hurts
Take on Me
It Ain’t Me Babe
I Love You Always Forever
Love Is a Battlefield
Don’t Speak
Children of the Revolution
Everlasting Love
What’s Love Got to Do with It
Fidelity
Can’t Help Falling in Love
Torn
Such Great Heights
Up Where We Belong
Heroes
Your Song
I Will Always Love You
Backstage Romance
(サンティアゴ、ニニ)
Bad Romance
Tainted Love
Seven Nation Army
Toxic
Sweet Dreams
Come What May
(クリスチャン、サティーン)
Come What May
Only Girl in a Material World
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Only Girl (In the World)
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Chandelier
(ハロルド・ジドラー、サンティアゴ、ロートレック、クリスチャン、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)
Chandelier
El Tango de Roxanne
(クリスチャン)
Roxanne
Chandelier
Tanguera
Crazy Rolling
(クリスチャン、サティーン)
Crazy
Rolling in the Deep
Your Song (Reprise)
(サティーン、クリスチャン)
Come What May
Your Song
Heroes
Nature Boy
Finale (Come What May (Reprise))
クリスチャン
Come What May
Lady Marmalade
More More More! (Encore)
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、サンティアゴ、デューク(モンロス公爵)、ロートレック)
Lady Marmalade
Hey Ya!
Because We Can
Minnie the Moocher
Bad Romance
What’s Love Got to Do with It
Crazy
Galop Infernal

サントラ

Original Broadway Cast Recording(オリジナルブロードウェイキャスト)


Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)

Youtubeで現在無料公開中!

オリジナルブロードウェイキャスト版をYoutubeで無料視聴できます↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYWBIwd7bL6OYfV1dXA4hBQzjCMq12s7-

人気曲:Come What May(カム・ホワット・メイ)

オリジナルキャストのKaren Olivo(カレン・オリヴォ)とAaron Tveit(アーロン・トヴェイト)による「♪Come What May」。映画版ではゴールデングローブ賞受賞した曲です。

映画


ムーラン・ルージュ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]


ムーラン・ルージュ (字幕版)

チケット

未定

ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が2023年6月~8月に帝国劇場(東京)で日本初演を迎える予定です。

????『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』はこんな作品????

  • 原作は2001年の映画『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演)
  • 実在するパリのキャバレー、ムーラン・ルージュで繰り広げられる愛の物語
  • トニー賞14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞含む10賞を獲得(2021年最多受賞)
  • 豪華絢爛、圧巻のダンスシーン、ビートルズやマドンナ、レディ・ガガなど誰もが知る有名曲をリミックスして制作されている

2023年夏? 帝国劇場にて上演決定??『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』???????
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る??#MoulinRougeTheMusicalJapan

Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M

— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021

きねちゃん
きねちゃん

ムーラン・ルージュと切っても切れない関係にあるのが、画家のロートレックです。ロートレックはムーラン・ルージュを描いた絵画やポスターで有名。本作品でも登場しています。

基本情報

原作/演出

原作 2001年映画『ムーランルージュ』(Moulin Rouge!)
演出 アレックス・ティンバース(Alex Timbers)

上演時間(ブロードウェイ公演参考)

2時間45分(休憩含む)

2023年公演期間・会場

2023年6月~8月 帝国劇場(東京)

作品評価

トニー賞14部門にノミネート、10部門で受賞<ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(アーロン・トヴェイト)、ミュージカル助演男優賞(ダニー・バースタイン)、ミュージカル演出賞(アレックス・ティンバース)、振付賞など>で、2年ぶり開催となったトニー賞で最多となる獲得。他に、グラミー賞最優秀ミュージカルシアター賞ノミネートなど

作品特徴

娯楽
(5.0)

悲劇
(3.0)

ミステリー
(1.0)

ラブ
(5.0)

ノンフィクション
(2.0)

子供向け
(1.0)

ダンス
(5.0)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』あらすじ

19世紀末パリ。

煌びやかで贅沢。しかし少し退廃的な時代。

自由奔放な生き方をするボヘミアンに憧れるクリスチャンは、アメリカからパリのモンマルトルにやってきて、この地で作曲家を目指す。

ひょんな事から、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックとアルゼンチン人のタンゴダンサー、サンティアゴに出会う。

彼らはキャバレー、ムーラン・ルージュの舞台で使う音楽を必要としていた。クリスチャンの創り出す旋律を気に入った彼らは、クリスチャンに曲を依頼する。

ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、美しい花形スター、サティーンに出会う。

ムーラン・ルージュの他の踊り子から慕われ頼られているサティーンは、経営難のムーラン・ルージュを救うため資産家のデューク(モンロス公爵)に近づこうとしていた。

ムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーは、サティーンとデュークを引き合わせる。これも財政が逼迫したムーラン・ルージュのためだ。

しかし手違いでサティーンとデュークの密会場所にクリスチャンがやってくる。クリスチャンをデュークと間違えたサティーンは彼を誘惑しようとするが、クリスチャンの歌を聞いた瞬間、彼に恋をする。

クリスチャンが誰なのか知った後も彼への気持ちは変わらず、サティーンとクリスチャンは周りに秘密にしながら愛を育てる。

しかし2人の関係はデュークの耳に入り、サティーンの身体には病魔が忍び寄る・・・

登場人物

サティーン

キャバレー「ムーラン・ルージュ」の花形スター。

親に売春宿に売られたサティーンはシドラーに出会い、やがてムーラン・ルージュのスターになった。ベテランの今では自分の若さが失われつつあるのを自覚しているが、経営難に陥ったムーラン・ルージュを存続し仲間たちを救うため、金持ちのパトロンを捕まえようとする。しかしクリスチャンと出会い彼への愛を深め、仲間への想いとクリスチャンへの想いで揺れる。


映画ではサティーン役をニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が演じました。ブロードウェイ版サティーン役のオリジナルキャストは、2009年『ウエストサイドストーリー』アニタ役でトニー賞を受賞したカレン・オリヴォ(Karen Olivo)。

映画版サティーンは薄幸の美女といった雰囲気がありましたが、ミュージカル版では、仲間とクリスチャンを守るため優しくも毅然とした強い女性に描かれています。

クリスチャン

ボヘミアンに憧れアメリカからパリのモンマルトルにやってきた青年。作曲家を目指している。

ムーラン・ルージュでサティーンに恋し、お互い心から愛し合うようになるが、財力のあるデューク(モンロス公爵)の出現により、サティーンとの間に溝が生まれる。


映画ではクリスチャン役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が演じました。ブロードウェイ版クリスチャン役のオリジナルキャストは、映画『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。

クリスチャンは「愛がなければ生きていけない」と信じる一途でピュアな若者です。

金と権力のある男たちが美女を手に入れるキャバレー「ムーラン・ルージュ」、事情があり金持ちのパトロンを捕まえようとするサティーン、そしてサティーンを囲おうとする公爵のように「愛ではないもの」で結びつこうとする大人の社会とクリスチャンは対極にある存在です。

ハロルド・ジドラー

「ムーラン・ルージュ」のオーナー。財政難に陥ったムーラン・ルージュの立て直しのため、金持ちの公爵にサティーンをあてがおうとする。ただし私欲のためではなくサティーン同様ムーラン・ルージュを守るため。苦楽を伴にしてきた2人は同志のようなもの。舞台では観客を煽りステージを盛り上げます。


映画ではジム・ブロードベント(Jim Broadbent)が演じました。ブロードウェイ版ジドラーのオリジナル・キャストは、トニー賞に7回ノミネートされているダニー・バースタイン(Danny Burstein)。本作でダニー・バースタインはミュージカル助演男優賞受賞。

デューク(モンロス公爵)

※デュークとは公爵を指します。公爵は爵位の中で最も上位。

ムーラン・ルージュのスターサティーンを気に入り、その財力でサティーンだけでなく、ハロルドもコントロールしようとする。サティーンとクリスチャンの仲に気付き、クリスチャンを殺すと脅す。

トゥールーズ・ロートレック

画家でサティーンを昔から見守り愛し続けている。しかし自分ではダメだと告白しなかった。クリスチャンを励まし彼女を守るよう促す。


ロートレックは実在した画家。キャバレー「ムーラン・ルージュ」に通い続け、彼の描いたポスターが有名です。

映画もミュージカルも、ロートレックが見守り続けたムーラン・ルージュを、架空の人物サティーンになぞらえているように思えます。

サンティアゴ

アルゼンチン人でパリ随一のタンゴダンサー。

ニニ

サンティアゴの恋人。サンティアゴとニニのラテンダンスは見所のひとつ。

ムーランルージュといえばロートレック

フランス語で「赤い風車」を意味するムーランルージュは、1890年代初頭パリのモンマルトルに誕生し、あらゆる階級の人々が毎夜訪れました。

踊りや歌、寸劇などが行われ、特に人気が高いのがフレンチ・カンカンです。

多くの人を魅力したムーランルージュですが、その人気をより高めたのが画家のロートレックでした。

ロートレックは19世紀末のフランスを代表する実在した画家です。

彼はキャバレー「ムーランルージュ」に通い続け、彼の描いたムーランルージュのポスターや絵画が有名。ポスターを芸術の生きまで高めた功績を評価されています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』1891年 ポスター pic.twitter.com/Yub2F5Fl5m

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) October 12, 2021

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーランルージュのクラウン』1895年 オスカー・ラインハルト・コレクション pic.twitter.com/uXRfTObEbg

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) August 21, 2021

伯爵家に生まれたロートレックは10代前半で脚の発育が止まり、成人時の身長は152cmほど。

その外見ゆえ差別を受けたせいか心に傷を負い、ムーランルージュのような酒場の娼婦や踊り子といった夜の世界の女性たちに共感したと言われています。

ムーランルージュはロートレックの居場所であり、そこで働く女性たちを愛情のこもった視線で描き続けました。

やがてアブサンのような強いお酒におぼれ、放埓な生活などにより36歳の若さでこの世を去ります。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、なぜロートレックは愛し続けたサティーンに愛の告白をしなかったのか。「自分ではダメだが君なら彼女を守れる」とクリスチャンを励ますのか。

実在したロートレックの生き方から、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のロートレックの人物像も浮かび上がるような気がします。

ロートレックをもっと知りたい人におすすめ

ロートレックの伝記映画「赤い風車」

赤い風車(字幕版)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ナンバー

曲の特徴

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存の有名曲を使ったジュークボックス・ミュージカルです。

ジュークボックス・ミュージカルといえば、『マンマ・ミーア!』(ABBAの楽曲使用)、『ジャージー・ボーイズ』((The Four Seasonsの楽曲使用)のように、特定のアーティストの曲を扱った作品が多いのですが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は様々なアーティストの異なるポップソングが散りばめられ、使用楽曲は70以上に昇ります。

映画でも使用されたビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの有名曲の他、ミュージカルではレディー・ガガやビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、アデルなどの40曲あまりが追加されています。

ナンバー一覧

タイトル
(歌/役名)
カバー/サンプリング
Welcome to the Moulin Rouge!
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、ロートレック、サンティアゴ)
Lady Marmalade
Because We Can
Minnie the Moocher
Galop Infernal
Hold Up
Magic Flute Overture
Amores Como el Nuestro
Mr. Big Stuff
So Fresh, So Clean
Money (That’s What I Want)
Ride wit Me
Burning Down the House
Walk This Way
Where It’s At
Let’s Dance
My Lovin’(You’re Never Gonna Get It)
Twist and Shout
You Spin Me Round (Like a Record)
Truth Beauty Freedom Love
(ロートレック、サンティアゴ、クリスチャン)
Royals
Children of the Revolution
We Are Young
The Sparkling Diamond
(サティーン)
Diamonds Are Forever
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Single Ladies (Put a Ring on It)
Brick House
My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
Jungle Boogie
Diamonds
Shut Up and Raise Your Glass
(クリスチャン、サティーン、ロートレック、サンティアゴ)
Shut Up and Dance
Raise Your Glass
I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
Firework
(サティーン)
Firework
Your Song
(クリスチャン、サティーン)
Your Song
So Exciting! (The Pitch Song)
(デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、サティーン、ハロルド・ジドラー、ロートレック、サンティアゴ)
Milord
La Vie en rose
Habanera
Galop Infernal
Sympathy for the Duke
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Sympathy for the Devil
You Can’t Always Get What You Want
Gimme Shelter
Nature Boy
(ロートレック、クリスチャン)
Nature Boy
Elephant Love Medley
(クリスチャン、サティーン)
All You Need Is Love
Just One Night
Pride (In the Name of Love)
Play the Game
Love Hurts
Take on Me
It Ain’t Me Babe
I Love You Always Forever
Love Is a Battlefield
Don’t Speak
Children of the Revolution
Everlasting Love
What’s Love Got to Do with It
Fidelity
Can’t Help Falling in Love
Torn
Such Great Heights
Up Where We Belong
Heroes
Your Song
I Will Always Love You
Backstage Romance
(サンティアゴ、ニニ)
Bad Romance
Tainted Love
Seven Nation Army
Toxic
Sweet Dreams
Come What May
(クリスチャン、サティーン)
Come What May
Only Girl in a Material World
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Only Girl (In the World)
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Chandelier
(ハロルド・ジドラー、サンティアゴ、ロートレック、クリスチャン、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)
Chandelier
El Tango de Roxanne
(クリスチャン)
Roxanne
Chandelier
Tanguera
Crazy Rolling
(クリスチャン、サティーン)
Crazy
Rolling in the Deep
Your Song (Reprise)
(サティーン、クリスチャン)
Come What May
Your Song
Heroes
Nature Boy
Finale (Come What May (Reprise))
クリスチャン
Come What May
Lady Marmalade
More More More! (Encore)
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、サンティアゴ、デューク(モンロス公爵)、ロートレック)
Lady Marmalade
Hey Ya!
Because We Can
Minnie the Moocher
Bad Romance
What’s Love Got to Do with It
Crazy
Galop Infernal

サントラ

Original Broadway Cast Recording(オリジナルブロードウェイキャスト)


Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)

Youtubeで現在無料公開中!

オリジナルブロードウェイキャスト版をYoutubeで無料視聴できます↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYWBIwd7bL6OYfV1dXA4hBQzjCMq12s7-

人気曲:Come What May(カム・ホワット・メイ)

オリジナルキャストのKaren Olivo(カレン・オリヴォ)とAaron Tveit(アーロン・トヴェイト)による「♪Come What May」。映画版ではゴールデングローブ賞受賞した曲です。

映画


ムーラン・ルージュ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]


ムーラン・ルージュ (字幕版)

チケット

未定

[/rate]

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』あらすじ

19世紀末パリ。

煌びやかで贅沢。しかし少し退廃的な時代。

自由奔放な生き方をするボヘミアンに憧れるクリスチャンは、アメリカからパリのモンマルトルにやってきて、この地で作曲家を目指す。

ひょんな事から、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックとアルゼンチン人のタンゴダンサー、サンティアゴに出会う。

彼らはキャバレー、ムーラン・ルージュの舞台で使う音楽を必要としていた。クリスチャンの創り出す旋律を気に入った彼らは、クリスチャンに曲を依頼する。

ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、美しい花形スター、サティーンに出会う。

ムーラン・ルージュの他の踊り子から慕われ頼られているサティーンは、経営難のムーラン・ルージュを救うため資産家のデューク(モンロス公爵)に近づこうとしていた。

ムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーは、サティーンとデュークを引き合わせる。これも財政が逼迫したムーラン・ルージュのためだ。

しかし手違いでサティーンとデュークの密会場所にクリスチャンがやってくる。クリスチャンをデュークと間違えたサティーンは彼を誘惑しようとするが、クリスチャンの歌を聞いた瞬間、彼に恋をする。

クリスチャンが誰なのか知った後も彼への気持ちは変わらず、サティーンとクリスチャンは周りに秘密にしながら愛を育てる。

しかし2人の関係はデュークの耳に入り、サティーンの身体には病魔が忍び寄る・・・

登場人物

サティーン

キャバレー「ムーラン・ルージュ」の花形スター。

親に売春宿に売られたサティーンはシドラーに出会い、やがてムーラン・ルージュのスターになった。ベテランの今では自分の若さが失われつつあるのを自覚しているが、経営難に陥ったムーラン・ルージュを存続し仲間たちを救うため、金持ちのパトロンを捕まえようとする。しかしクリスチャンと出会い彼への愛を深め、仲間への想いとクリスチャンへの想いで揺れる。


映画ではサティーン役をニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が演じました。ブロードウェイ版サティーン役のオリジナルキャストは、2009年『ウエストサイドストーリー』アニタ役でトニー賞を受賞したカレン・オリヴォ(Karen Olivo)。

映画版サティーンは薄幸の美女といった雰囲気がありましたが、ミュージカル版では、仲間とクリスチャンを守るため優しくも毅然とした強い女性に描かれています。

クリスチャン

ボヘミアンに憧れアメリカからパリのモンマルトルにやってきた青年。作曲家を目指している。

ムーラン・ルージュでサティーンに恋し、お互い心から愛し合うようになるが、財力のあるデューク(モンロス公爵)の出現により、サティーンとの間に溝が生まれる。


映画ではクリスチャン役をユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が演じました。ブロードウェイ版クリスチャン役のオリジナルキャストは、映画『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。

クリスチャンは「愛がなければ生きていけない」と信じる一途でピュアな若者です。

金と権力のある男たちが美女を手に入れるキャバレー「ムーラン・ルージュ」、事情があり金持ちのパトロンを捕まえようとするサティーン、そしてサティーンを囲おうとする公爵のように「愛ではないもの」で結びつこうとする大人の社会とクリスチャンは対極にある存在です。

ハロルド・ジドラー

「ムーラン・ルージュ」のオーナー。財政難に陥ったムーラン・ルージュの立て直しのため、金持ちの公爵にサティーンをあてがおうとする。ただし私欲のためではなくサティーン同様ムーラン・ルージュを守るため。苦楽を伴にしてきた2人は同志のようなもの。舞台では観客を煽りステージを盛り上げます。


映画ではジム・ブロードベント(Jim Broadbent)が演じました。ブロードウェイ版ジドラーのオリジナル・キャストは、トニー賞に7回ノミネートされているダニー・バースタイン(Danny Burstein)。本作でダニー・バースタインはミュージカル助演男優賞受賞。

デューク(モンロス公爵)

※デュークとは公爵を指します。公爵は爵位の中で最も上位。

ムーラン・ルージュのスターサティーンを気に入り、その財力でサティーンだけでなく、ハロルドもコントロールしようとする。サティーンとクリスチャンの仲に気付き、クリスチャンを殺すと脅す。

トゥールーズ・ロートレック

画家でサティーンを昔から見守り愛し続けている。しかし自分ではダメだと告白しなかった。クリスチャンを励まし彼女を守るよう促す。


ロートレックは実在した画家。キャバレー「ムーラン・ルージュ」に通い続け、彼の描いたポスターが有名です。

映画もミュージカルも、ロートレックが見守り続けたムーラン・ルージュを、架空の人物サティーンになぞらえているように思えます。

サンティアゴ

アルゼンチン人でパリ随一のタンゴダンサー。

ニニ

サンティアゴの恋人。サンティアゴとニニのラテンダンスは見所のひとつ。

ムーランルージュといえばロートレック

フランス語で「赤い風車」を意味するムーランルージュは、1890年代初頭パリのモンマルトルに誕生し、あらゆる階級の人々が毎夜訪れました。

踊りや歌、寸劇などが行われ、特に人気が高いのがフレンチ・カンカンです。

多くの人を魅力したムーランルージュですが、その人気をより高めたのが画家のロートレックでした。

ロートレックは19世紀末のフランスを代表する実在した画家です。

彼はキャバレー「ムーランルージュ」に通い続け、彼の描いたムーランルージュのポスターや絵画が有名。ポスターを芸術の生きまで高めた功績を評価されています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』1891年 ポスター pic.twitter.com/Yub2F5Fl5m

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) October 12, 2021

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ムーランルージュのクラウン』1895年 オスカー・ラインハルト・コレクション pic.twitter.com/uXRfTObEbg

— 美術ファン@世界の名画 (@bijutsufan) August 21, 2021

伯爵家に生まれたロートレックは10代前半で脚の発育が止まり、成人時の身長は152cmほど。

その外見ゆえ差別を受けたせいか心に傷を負い、ムーランルージュのような酒場の娼婦や踊り子といった夜の世界の女性たちに共感したと言われています。

ムーランルージュはロートレックの居場所であり、そこで働く女性たちを愛情のこもった視線で描き続けました。

やがてアブサンのような強いお酒におぼれ、放埓な生活などにより36歳の若さでこの世を去ります。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、なぜロートレックは愛し続けたサティーンに愛の告白をしなかったのか。「自分ではダメだが君なら彼女を守れる」とクリスチャンを励ますのか。

実在したロートレックの生き方から、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のロートレックの人物像も浮かび上がるような気がします。

ロートレックをもっと知りたい人におすすめ

ロートレックの伝記映画「赤い風車」

赤い風車(字幕版)

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ナンバー

曲の特徴

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存の有名曲を使ったジュークボックス・ミュージカルです。

ジュークボックス・ミュージカルといえば、『マンマ・ミーア!』(ABBAの楽曲使用)、『ジャージー・ボーイズ』((The Four Seasonsの楽曲使用)のように、特定のアーティストの曲を扱った作品が多いのですが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は様々なアーティストの異なるポップソングが散りばめられ、使用楽曲は70以上に昇ります。

映画でも使用されたビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの有名曲の他、ミュージカルではレディー・ガガやビヨンセ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、アデルなどの40曲あまりが追加されています。

ナンバー一覧

タイトル
(歌/役名)
カバー/サンプリング
Welcome to the Moulin Rouge!
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、ロートレック、サンティアゴ)
Lady Marmalade
Because We Can
Minnie the Moocher
Galop Infernal
Hold Up
Magic Flute Overture
Amores Como el Nuestro
Mr. Big Stuff
So Fresh, So Clean
Money (That’s What I Want)
Ride wit Me
Burning Down the House
Walk This Way
Where It’s At
Let’s Dance
My Lovin’(You’re Never Gonna Get It)
Twist and Shout
You Spin Me Round (Like a Record)
Truth Beauty Freedom Love
(ロートレック、サンティアゴ、クリスチャン)
Royals
Children of the Revolution
We Are Young
The Sparkling Diamond
(サティーン)
Diamonds Are Forever
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Single Ladies (Put a Ring on It)
Brick House
My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It)
Jungle Boogie
Diamonds
Shut Up and Raise Your Glass
(クリスチャン、サティーン、ロートレック、サンティアゴ)
Shut Up and Dance
Raise Your Glass
I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
Firework
(サティーン)
Firework
Your Song
(クリスチャン、サティーン)
Your Song
So Exciting! (The Pitch Song)
(デューク(モンロス公爵)、クリスチャン、サティーン、ハロルド・ジドラー、ロートレック、サンティアゴ)
Milord
La Vie en rose
Habanera
Galop Infernal
Sympathy for the Duke
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Sympathy for the Devil
You Can’t Always Get What You Want
Gimme Shelter
Nature Boy
(ロートレック、クリスチャン)
Nature Boy
Elephant Love Medley
(クリスチャン、サティーン)
All You Need Is Love
Just One Night
Pride (In the Name of Love)
Play the Game
Love Hurts
Take on Me
It Ain’t Me Babe
I Love You Always Forever
Love Is a Battlefield
Don’t Speak
Children of the Revolution
Everlasting Love
What’s Love Got to Do with It
Fidelity
Can’t Help Falling in Love
Torn
Such Great Heights
Up Where We Belong
Heroes
Your Song
I Will Always Love You
Backstage Romance
(サンティアゴ、ニニ)
Bad Romance
Tainted Love
Seven Nation Army
Toxic
Sweet Dreams
Come What May
(クリスチャン、サティーン)
Come What May
Only Girl in a Material World
(デューク(モンロス公爵)、サティーン)
Only Girl (In the World)
Diamonds Are a Girl’s Best Friend
Material Girl
Chandelier
(ハロルド・ジドラー、サンティアゴ、ロートレック、クリスチャン、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)
Chandelier
El Tango de Roxanne
(クリスチャン)
Roxanne
Chandelier
Tanguera
Crazy Rolling
(クリスチャン、サティーン)
Crazy
Rolling in the Deep
Your Song (Reprise)
(サティーン、クリスチャン)
Come What May
Your Song
Heroes
Nature Boy
Finale (Come What May (Reprise))
クリスチャン
Come What May
Lady Marmalade
More More More! (Encore)
(ハロルド・ジドラー、ラ・ショコラ、ニニ、アラビア、ベイビードール、サンティアゴ、デューク(モンロス公爵)、ロートレック)
Lady Marmalade
Hey Ya!
Because We Can
Minnie the Moocher
Bad Romance
What’s Love Got to Do with It
Crazy
Galop Infernal

サントラ

Original Broadway Cast Recording(オリジナルブロードウェイキャスト)


Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)

Youtubeで現在無料公開中!

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https://www.youtube.com/playlist?list=PLYWBIwd7bL6OYfV1dXA4hBQzjCMq12s7-

人気曲:Come What May(カム・ホワット・メイ)

オリジナルキャストのKaren Olivo(カレン・オリヴォ)とAaron Tveit(アーロン・トヴェイト)による「♪Come What May」。映画版ではゴールデングローブ賞受賞した曲です。

映画


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ムーラン・ルージュ (字幕版)

チケット

未定