2018年、東急シアタオーブで行われた来日公演の、エビータ(EVITA)を観てきました。
2回観劇したのですが、1回めは、知識がほぼない状態でみたので、ストーリーを追うのに精一杯。
曲も「Don’t Cry for Me Argentina(アルゼンチンよ、泣かないで)」しか知らなかったので、舞台にあまりのめりこめなかったのですが、2回め観劇前に、映画をみたり映画版のサントラを聴いたり(←1回め観る前にやっておけば、という話)したので、2回めはすごく感動しました。エビータ最高!
エビータの簡単なあらすじ
実在した女性を基にした作品です。
エビータの本名は、マリア・エバ・ドゥアルテ・デ・ペロン。エビータは愛称です。
私生児として恵まれない境遇で過ごした後、モデル、女優、大統領夫人へと上り詰め、アルゼンチン国内では今でも人気の高いエビータ。
アルゼンチンの観光名所、著名人が眠るレコレータ墓地にエビータのお墓もあり、そこは今でも地元民からのお花が絶えないのだそう。
またアルゼンチンの紙幣にエビータの肖像が使われていた(今は、使用されていない)事からも、国民から愛されていた女性という事がわかります。
そんなエビータの生涯を描いたのが、ミュージカル「エビータ」。
アルゼンチン国内では聖女のように慕われるエビータですが、地位を上り詰めていくために、お金や力のある男性の愛人となり、その男性をとっかえひっかえ。大統領夫人となり、人気取りの為の政治介入までして、公私混同のバラまき政治・・・と聖女とは一言では言い表せないエビータを、狂言回しの「チェ」進行の元、物語がすすみます。
26歳でアルゼンチンのファーストレディーとなり、33歳で子宮がん死去。あまりに早い死から、よりカリスマ的な存在になったのかもしれません。
ミュージカル「エビータ」のストーリーと曲
葬儀~チェ登場
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Requiem for Evita(レクイエム)/コーラス
Oh, what a circus(こいつはサーカス)/チェ
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始まりは、エビータ死去のニュースからエビータの葬儀。アルゼンチン国民が嘆き悲しんでいるシーンから始まります。
そして、この作品の狂言まわし役「チェ」が登場。エビータは本当に素晴らしい人間だったのか?みんな嘆き悲しんでまるで猿芝居だ!と歌います。
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「チェ」は実在したアルゼンチンの革命家、チェ・ゲバラがモデル。実際のところ、チェ・ゲバラとエビータが直接会ったことはない、と言われています。[/box]
チェが歌うOh, what a circusはエビータへの皮肉をこめた歌。実は、メロディーが後にエビータが歌う「Don’t Cry for Me Argentina(アルゼンチンよ、泣かないで)」と同じものを使っています。アレンジが違うので、一瞬別物にも感じますが、同じメロディ―。
「Don’t Cry for Me Argentina(アルゼンチンよ、泣かないで)」は、エビータがファーストレディーとなって頂点に輝いていた時に、アルゼンチン民衆へ語り掛けるこの作品で1番見せ場な箇所で歌われます。この作品で最も有名な曲でしょう。
この、エビータの一番のナンバーを、チェが「猿芝居だ!」と最初に歌ってしまう流れがすごい。
他にもところどころ、この曲はアレンジを変えて出てきます。
15歳のエビータ
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On This Night of a Thousand Stars(星降る今宵に)/マガルディ
Eva, Beware of the City/エヴァ、マガルディ
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タンゴ歌手マガルディの恋人となったエビータが、ブエノスアイレスに連れて行って、としつこく頼みます。
タンゴ歌手のマガルディは実在した人物で、エビータにとって最初のステップアップの足掛かりとなった男性。マガルディの歌う「On This Night of a Thousand Stars」は、甘く美しい旋律。対して、「Eva, Beware of the City」は、エヴァのここから出たい!都会に出て大きく輝きたいの、という欲望が剥き出しの曲です。
マガルディはしぶしぶエビータに押し切られ、ブエノスアイレスへ連れていきます。
ブエノスアイレスにやってきたエビータ
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Buenos Aires/エヴァ
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望み通りブエノスアイレスにやってきたエビータ。Buenos Airesは、自分には素質と値打ちがあるから、スターにしてね、名誉と成功を約束してね、と力強く歌うナンバーです。
成功しか信じていない常に前向きなエビータらしい曲で、舞台でも踊りなら歌うエビータが圧巻です。
男性を取り換えて昇り詰めていくエビータ
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Goodnight and Thank You/チェ、エヴァ、マガルディ、その他男性の愛人たち
The Lady’s Got Potential/チェ
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ここからエビータの快進撃(?)ブエノスアイレスに連れてきてもらったマガルディとは別れ、次々と地位のある男性と関係を持ちます。
ペロン大佐との出会い
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The Art of the Possible/エヴァ、ペロン
I’d Be Surprisingly Good For You/エヴァ、ペロン
Another Suitcase in Another Hall/ミストレス
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ファン・ペロンは、アルゼンチンの軍人でのちに大統領となる人物。エビータが出会った時は、軍事政権の副大統領という役職でした。
地震のチャリティーショーで2人は出会い、エビータは彼の心を射止めます。
私は、エビータの中でもとりわけI’d Be Surprisingly Good For Youというナンバーが好き。ジャズバラード風のおしゃれな曲で、旋律が美しい。ついうっかり美しい旋律に騙されそうになるのですが、ここではエビータがしたたかに、自分はとても役に立つ、とペロンと駆け引きをしながら売り込みをかけている曲です。
ペロンがエビータをお持ち帰りし、家に到着すると、なんとベッドには、ペロンの愛人、ミストレスが待っています。
ペロンはエビータに任せ、エビータはミストレスを追い出します。
この話も史実で、テレビのエビータ特集でも取り上げられていました。ていうか、ペロンダメな男だな!!ちっとも好感が持てないんですが。
尚、追い出されたミストレスが歌う「Another Suitcase in Another Hall」は、映画版ではエビータ役のマドンナが歌っています。
大統領夫人へと昇りつめるエビータ
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Peron’s Latest Flame/チェ、上流階級の人々、軍人、エヴァ
A New Argentina/エヴァ、チェ、ペロン、民衆
Don’t Cry for Me, Argentina/エヴァ
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ペロンと愛人関係になり、エビータは上流階級にも出入りするようになります。しかし下層階級出身、数々の愛人歴と上流階級の人々はエビータを快く思いません。エビータを愛人に持つ、ペロン大佐への軍の風当たりも強い。
ペロンは、大統領にならず海辺の家でお酒でも飲んでいた方が気楽、政治から退いた方が、人々からかえって慕われる、と及び腰。
しかしエビータは、そんなペロンを力強く励まし、民衆たちの支持を集めていく。ここで歌われるA New Argentinaがとても力強く、エビータが民衆を扇動していくようで、舞台の熱量が一気にあがります。
ミュージカルはここで一幕終了。
そして、二幕の始まりが、有名なDon’t Cry for Me, Argentina(アルゼンチンよ、泣かないで)。
エビータを支持する民衆に、エビータが語り掛ける名曲です。
優し気なメロディーとエビータの語り掛ける様子から、エビータが深く国や民衆のことを考えているように聞こえる曲です。
しかし曲が終わった瞬間、エビータが立っている箇所がぐるっと180度転換して、私たち観客は、Don’t Cry for Me, Argentinaの裏側をみる事になります。
そこでは、エビータを冷ややかにみている軍人と、「民衆は私を求めている」と計算しているエヴァの姿がみえて、名曲の余韻を味わうことなく、ドキっとさせられます。
これだけ有名な曲なのに、エビータが終わった後、拍手する余地が無いんですよね。。うむむ。。
この瞬間が、エビータの頂点です。
政治への介入、そして外遊「レインボーツアー」へ
Don’t Cry for Me, Argentinaまでは、上へ上へと上り詰めていこうとするエビータに対して、共感できなくても理解はできました。また次々とステップアップしていく彼女が爽快でもありました。
でも、ここからのエヴァに対しては、ちょっと違います。ステップアップじゃなくて地位を落さないために、権力にしがみつくエヴァに悲しさを感じました。
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High Flying, Adored/チェ、エヴァ
Rainbow High/エヴァ、衣装係
Rainbow Tour/ペロン、チェ
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大統領夫人となったエビータは、国政にも介入。しかし高等教育を受けていない上に、元愛人、水着モデルという経歴は、エビータだけでなく、ペロン大統領にも軍からは批判が集まります。しかしエビータは、国民の多くを占める労働者階級からの支持があるため、気にしません。
そして大統領夫人として、ペロンと一緒に、レインボーツアーと呼ばれる、ヨーロッパ外遊を行います。これは、アルゼンチンが第二次大戦中にファシストの一員とみなされてしまったため、ペロン政権のイメージアップ戦略のために行われたそう。
スペインのようにエビータを歓迎した国もありましたが、イタリアでは娼婦と言われ、ペロンは独裁者のムッソリーニのようだと言葉を投げつけられます。また、イギリスは彼女との公式晩さん会を拒否、バチカンも法王と会見はできたけれども、勲章をもらう事はできず、レインボーツアーは成功とはいえなかったようです。
エヴァの慈善活動
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And the Money Kept Rolling In (And Out)/チェ、民衆
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エビータの活動で称えられているのが、「貧しい者たちへの援助」。
慈善団体を設立し、労働者の賃上げ、住宅の用意、孤児院などの施設整備など、貧困層への福祉政策が取られ、特に労働者階級の国民からは今でも大きな指示を受けています。
ただ、これらのお金の出どころは、富裕層から税金をむしり取ったもの。当然、富裕層からは反発が強まります。
エビータ自身も、慈善団体用の基金から、ディオールなど贅沢品に使っていたと言われています。
労働者階級へのバラまきを行ったのは、彼女自身が下層階級出身だからーーーという理由はあったにしても、根本的には人気取りのために行っていたように思えます。
このエヴァ基金について、チェが皮肉っぽく歌うのが、And the Money Kept Rolling In 。
辛辣な歌い方が面白くて、このナンバーはぜひ日本語でも聞きたいと思いました。
命の期限を知るエビータ。そして最期へ
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A Waltz for Eva and Che/エヴァ、チェ
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ずっと、関わることがなかった、エビータとチェが初めて向かい合って歌うシーン。
初めてのデュエットです。
チェがエビータに「こんな茶番はいつまで続けるんだ」と批判。エヴァは、自分の命が長くないことを語ります。
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You Must Love Me/エヴァ
She’s a diamond /ペロン
Eva’s Final Broadcast/エヴァ
Lament/エヴァ、チェ
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子宮がんに侵されたエビータの死期が近づきます。ペロンは政権のエビータ批判から、エビータを政権から降ろそうとしますが、エビータは、「自分が副大統領になれば民衆は喜ぶ」と、死期が近づいてもなお、立場への執念をみせます。しかし彼女は副大統領になる事なく、最期を迎えます。
エビ―タを見終わっての感想
1回めのエビータ観劇の直後、正直、あぜんとして終わったというか、この作品をどうとらえて良いか戸惑いました。
ミュージカル版は、エビータに対して、ずいぶん辛辣に描いている気がします。
エビータは、ミュージカル「エリザベート」と作品の構成がちょっと似ていて、(といってもエビータの方が先だから、エリザベートがエビータに似ている、という表現が正しい)、
エリザベートでは、主役であるエリザベートに狂言回し役のルキーニが冷ややかな視線を投げかけ、エビータでは、やはり狂言回し役のチェが、エビータに対して辛辣です。
エリザベートは、死神トートとの恋愛チックな表現や、メロディアスな音楽にのって、甘い仕上がりになっていますが、エビータは音楽も不協和音、変則メロディ―多様で、甘さゼロ。
エリザベートは皇后という立場から逃げたかったけれど、エビータは、地位を上りつめること、その地位を守ることに凄まじい執念を燃やし、一体、この人の何がそうさせているのか、理解できないほどでした。
ただ、後からエビータの事を調べてみると、下層階級で貧困な子供時代を過ごしたことが、彼女の大きな原動力になっているのかなぁと思いました。
ミュージカル版をみていると、エビータは自分の欲望にとにかく素直。そして彼女は、もともと大女優になりたい、成功したいといった夢があり、自分の成功のために何が必要なのか、深く理解していた人だと思います。
エビータの人気
今でもアルゼンチン国民に人気の高いエビータですが、その理由は、あらすじでも書いた通り、貧困層へのバラまき政策があります。
たぶんエビータは、国政とか難しいことは理解しようともしていなくて、(ミュージカルでも「私が戦争のこと問題にしたって意味がない」みたいなセリフが出ている)、
先にも書いたとおり、「自分の成功のために何が必要なのか」だけ嗅覚が異常に発達していたんじゃないか、と個人的に思います。
ちょうどエビータが国民の前に出てきた時のアルゼンチンは、次のような状態でした。
労働者階級は上流階級に搾取されていた
女性の地位が低かった
だから、今まで国に何か良いことをしてもらった事のない労働者階級の人たちは、エヴァのバラまき政策はありがたかったし、(家をプレゼンとされた人もいるそうです)、大統領夫人として政権にも口出しし、さらに女性参政権を実現させたエビータは、ヒーローだったはず。
それにしても、エビータがここまで愛されているのは、若くして亡くなった事、ちょうど政権が傾き始めたタイミングと重なったからかもしれませんね。
エビータにお尻を叩かれて大統領になったフアン・ペロンさんは、エヴァの死後、クーデターにより大統領の職を追われています。
のちにまたアルゼンチン大統領に就任するのですが、その時の婦人、イサベル・ペロンがなんと世界初の女性大統領になっています。
スゴイ奥様たちを引き寄せたペロンさんがスゴイw
2018年来日版エビータ(EVITA)のキャスト感想
エビータ:エマ・キングストン/LJ・ニールソン
エビータは、7/9マチネと7/25ソワレの2回観劇しました。
1回めのエビータは、アンダーのLJ・ニールソンさん。
とても声が美しい方で、なんとなく映画版エビータのマドンナとイメージが似ているかな、と思いました。
そして2回めのエビータが、プリンシパルのエマ・キングストンさん。
SNSでの評判は聞いていましたが、素晴らしい!
LJ・ニールソンさんとマドンナが「エビータが他の人間に見せようとした、聖女な部分もあるエビータ」だとしたら、
エマ・キングストンさんは「そのままのエビータ」といった印象を受けました。
きれいごとが一切なく、エビータの心の底からの情熱がそのまま出たようなヒロイン像です。
1回めエビータを観た時、作品がエビータに対して辛辣で、あぜんとしたと書きましたが、エマ・キングストンさんのエビータは、そんな辛辣さをものともしない強さを感じました。
もし、この作品が「主人公だからって容赦しない」「観客に共感を求めない」という、作り手の挑戦の意味があった場合、エマさんはまさに受けて立つ、跳ね返す屈強さがあります。
かといって、強い一本調子ではなく、計算した上での聖女らしさもあり、したたかに強く生きたエビータの生きざまに魅せられました。
個人的に、チェと初めて出会ったチャリティーショーで歌う「I’d Be Surprisingly Good For You」が、美しい旋律を利用しながら、エビータが戦略的にチェに迫っているシーンがすごく面白かったです。
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エマ・キングストンさん経歴
1991年生まれ、イギリス、ロンドン出身
「レ・ミゼラブル/エポニーヌ役」、「屋根の上のヴァイオリン弾き/ホーデル役」「プリシラ/Diva1」など。ミュージカル作品い加え、テレビや映画でも活躍。[/box]
チェ:ラミン・カリムルー
ラミンさんのチェは、さすがの歌うまー!でした。民衆と一緒に歌うシーンが多いのだけれど、ラミンの声は目だって美しく聴こえるので、まさに主役級の人。
1回め観たときは、自分の作品の知識がなかったのもあって、やや舞台で浮いていたようにも感じたのですが、2回目は非常になじんでいて、それでいながら目立ち、ラミンさんのチェの主導で舞台を引っ張って言っているように見えました。
[box class="box28" title="メモ"]
ラミン・カリムルーさん経歴
1991年生まれ、イギリス、ロンドン出身
「レ・ミゼラブル/ジャン・バルジャン」「オペラ座の怪人/ファントム」などを演じるミュージカルスター。[/box]
ミストレス:イザベラ・ジェーン
1曲しか歌わないのですが、ペロンの元愛人、ミストレス役のイザベラ・ジェーンさんの声が天使のように美しかったです。ヘイリーウェステンラさんを思い出させるような声。いつか別の役でもっと聞きたい!
[box class="box28" title="メモ"]
イザベラ・ジェーンさん経歴
「アリス・イン・ワンダーランド/アリス役」、「眠れる森の美女/妖精フローラ役」[/box]
2018年エビータ出演者キャスト
エヴァ・ペロン … エマ・キングストン
チェ … ラミン・カリムルー
ホワン・ペロン … ロバート・フィンレイソン
マガルディ … アントン・レイティン
ミストレス … イザベラ・ジェーン
エヴァ・ペロン/アンサンブル … LJ・ニールソン、ダニエル・ビトン
エビータの上演時間
1幕 55分
休憩 20分
2幕 60分
合計 2時間15分
エビータは、最初さらっと曲を聴いた時、難しい曲も多いんだなぁ、、と思っていましたが、聴けば聴くほど面白さを感じるようになりました。
Don’t Cry for Me Argentina(アルゼンチンよ、泣かないで)以外にも名曲が多いので、音楽重視のミュージカル好きな人におすすめしたい作品です。