ミュージカル「メリー・ポピンズ」2回めに行ってきました!
この2日前に劇団四季のノートルダムの鐘を観てずっと気持ちをひきづっていたので、メリーポピンズの世界に入り込めるか自信がなかったのですが、さすがメリー・ポピンズ!めちゃ楽しめました。
2018年4月12日ソワレキャスト
メリー・ポピンズ:濱田めぐみ
バート:柿澤勇人
ジョージ・バンクス:山路和弘
ウィニフレッド・バンクス:木村花代
バードウーマン&ミス・アンドリュー:島田歌穂
ブーム提督&頭取:コング桑田
ミセス・ブリル:浦嶋りんこ
ロバートソン・アイ:小野田龍之介
ジェーン・バンクス:浅沼みう
マイケル・バンクス:坂野佑斗
シアターオーブの端の席は音のバランスがいまいち?それとも?
今回、前から9列目で下手側の端っこの席でした。
生演奏が入っているからなのか、打楽器の音が大きく俳優さんの声とのバランスがいまいちな気がしました。
歌うま~な皆さん揃っているのに、歌が楽器の音に負けちゃう。
前回はセンターに近い席だったせいか、そんな事はなかったんだけれどな。
でもそんな中、唯一ストレスなくスコーンと聴こえたのが濱田めぐみさん!
突き刺すような声ではなく、いつものめぐみさんの優しい余韻の残る声でありながら、オーケストラに全く負けていない歌声で、この方は本当に本当に歌がすごいんだなと改めて感じました。
シアターオーブは、今までも端っこ側の席に座ったことがあるはずなんだけれど、オーケストラと歌のバランスの悪さを感じた事がないから、たまたまメリー・ポピンズがそうなのか、役者さんによって、聴こえ方が違うホールなのか。
シアターオーブは海外公演が多く、声量パワーのある外人さんの歌を聴く事が多かったから、気づかなかったのかも。
でもほんと濱めぐさんの余裕の歌声。
濱田めぐみさんの経歴をみると、劇団四季3ヶ月目で『美女と野獣』ヒロインのベル役でデビューという異例の抜擢だったそうで、やっぱり実力が抜きんでていらしたのかな。
濱めぐさんは実力だけでなく、心がオープンなところが私にとってはまた魅力。色々な役を演じられているし、SNSの写真などから他の出演者さんたちと仲良くなるのが早いイメージ。
心の柔らかさや包容力が歌声にもでているし、今回のメリー・ポピンズもすごく似合っているな!と思います。
前回からさらに雰囲気が可愛くなった!めぐメリーと柿澤さんバート
前回から引き続き、めぐメリーと柿澤さんバート。柿澤さんバートが前回よりもかなりリラックスしているように見えました。
1回めもとても良かったけれど、最初に舞台に登場した時、お顔が緊張されていて・・・
今回の二人は、いっしょにいる時の雰囲気がとても柔らかく、友達以上恋人未満的な、それはそれは可愛い雰囲気でした。
メリーポピンズが「さよなら」といった後、バートはさみしいけれどわかっているよ。というのが切なくもあるけれど、この二人はこの後もまた会う機会があるな、と確信がもてる特別な絆みたいなものを感じました。
温かみのあるメリーとバートで、とっても好き♪
もともと歌で活躍されていて、私にとってはダンスが得意なイメージはないお2人。そのお2人がステップインタイムやスパカリで、踊っているのを見ると相当努力されたんだろうなぁ。。。とぐっとくるものがあります。
明るくほがらか~な木村花代ウィニフレッド・バンクス
今回、すごく素敵と思ったのが、ママ役の木村花代さん。
根っから明るくて、パパがどんなにしかめっつらでも、こんなママがいたら家庭が明るくなると思わせてくれるウィニフレッド・バンクでした。
木村さん、お顔が小さくスタイルも良くて、歌もめちゃうま~。元々、四季にいらした方で、オペラ座の怪人ではクリスティーヌを演じていた方。
確かにセリフもとても聴こえやすかったです。
木村さんのメリーも観てみたい。
しかめっつらで不器用すぎる山路ジョージ・バンクス
私、山路さんを絶対に舞台で観たことあるはずなんだけれど・・・と思っていたら、2006年、MAのボーマルシェ役でした。今から12年も前!なつかし~
終始しかめっつらなのに、なんだか憎めない山路パパ。
最後、子供たちから「パパ困っているから自分の6ペンスもらって」と言われて、その時も仏頂面しているのに、眼に涙が光っている!これみて、私も泣きそうになりました。
前回の駒田&三森夫妻も暖かかったし、今回の山路&木村夫妻も、心が温まる素敵な夫妻。
1回めのメリー・ポピンズは、舞台装置など華やかな部分に目が言ったけれど、改めて家族のお話なんだなと実感。
帰ってからも心がずーっと温まっています(笑)
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