ブロードウェイの来日公演、「ウエストサイドストーリー」を渋谷ヒカリエ東急シアターオーブで観てきました。
ウエストサイドストーリーは映画もあるし、有名すぎて今さら感もあったのですが、さすがブロードウェイ!
ダンスが圧巻!そして歌がめちゃくちゃ上手だから、自分がよく知っていたつもりの「マリア」「トゥナイト」などの名曲に、期待以上に感動しました。
ミュージカルウエストサイドストーリーの感想
映画版と比べると、生でみるダンスシーンが迫力!
ウエストサイドストーリー、1950年代の町のギャング団の抗争の話しで、話は古いです。(やたらカラフルな服装や、リーゼントのかちこちに固めた髪型など、見た目的にも古い)
ただ、根本的には、人種間の対立の話しだからテーマは古くありません。
恐らくウエストサイドストーリーを舞台で観に行く人は、映画版も観ていると思うのですが、映画版と比較して舞台の何が良いかというと、迫力と華やかさかなと思います。
映画版ももちろん迫力も華やかさもありますが、目の前の舞台で躍動感のある踊りをみると、ほぉぉぉ~となります(笑)
ウエストサイドストーリーはダンスシーンの多いミュージカルで、
トニーとマリアが出会うダンスパーティーでの「マンボー」
アニタなどプエルトリコ女性たちが歌う「アメリカ」
もうこの2つは特に圧巻!
「アメリカ」は、舞台では年頃の女性たちの可愛らしさが全面に出ていて、キュート!
実際、ショーストップになるほどの拍手が沸いていました。
激しいダンスだけでなく、バレエのようなダンスが混ざったりと、ウエストサイドストーリー全編を通じて、本当にダンスミュージカルなんだな~と思いました。
改めて名曲だと感じた「マリア」「トゥナイト」
いう間でもなく、有名な「マリア」「トゥナイト」ですが・・・
トニー役の人もマリア役の人も、本当に歌が上手で、改めてなんていい曲なの!!と感動しました。
トニー役のケヴィンハックさん、レミゼのアンジョルラス役を演じられていたそうですが、マリアと出会った後の浮かれポンチぶりは、マリウスを思いだします(笑)
高音は甘めに、低音は渋めにと素晴らしく、ただただうっとりしました。
マリア役のジェナバーンズさんも、可憐で美しいソプラノ。私は、甲高い声が苦手なのですが、マリアをはじめ、今回のキャストさんたちの高い声は、美しく可愛く聞こえました。
日本人女性キャスとさんたちが、娼婦役などで歌い叫ぶシーンは苦手なのに、外国人女性たちの高い声は、キーンと聞こえないから、大丈夫なんですよね。
人種によって、声帯がかわるのかしら・・・
ウエストサイドストーリーは、音楽的にはジャズっぽい要素があったり、ポップな曲があったり、メロディアスな曲があったりと多彩。
ウエストサイドストーリ―はあまりに有名で、映画も知っているし、それがゆえに舞台をわざわざ見に行かない人もいる気がしますが、ダンスも音楽もバラエティに富んで楽しいから、いろいろな方におすすめしたい舞台でした!
東急シアターオーブ座席の注意点
S席を取ったのですが、1階の7列目で前の人の頭が邪魔で、舞台がところどころ見えませんでした。
傾斜がつくのが、8列目からなので、7列目とるなら8列目の方が良いです!
ウエストサイドストーリー日程:2017年7月12日~30日